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企画展「北海道のアンモナイト サントニアン~マーストリヒチアン編」準備中!その2

前回に引き続き、今回も、企画展「北海道のアンモナイト サントニアン~マーストリヒチアン編」の準備の様子をお送りします。

3月某日、博物館にボランティアの会会員が集まりました。今日は、みんなで展示の準備を進めます。

まずは会長より、本日の段取りの確認です。


最初の作業は、横幅4m、高さ2mにもなる、巨大パネルの設置です。そんなに大きなパネルをどのように設置するかというと……

パネルの裏に梁を打っていきます。


会長が、天井に引っかける針金を準備してくださいました。

この針金をパネルの裏の梁に通してから、天井から吊るすんですね!

パネルの両サイドを持って、天井から吊るします。

パネルが大きいぶん、まっすぐにするのが大変でした!

それと並行して、標本を展示ケースの中に配置する作業を進めます。

ガラスケースを覗き込んだときに化石が見やすい角度や、照明の当たり具合、見るときに比較してほしい近縁な種類との位置関係、そしてケース内での全体のバランスなど、いろいろなことを考えながら並べていきます。

次は、大型化石を設置するひな壇を作っていきます。

普段は化石を保管するために使っているコンテナを台座にして、その上に大きな木製ボードを置き、布を被せ、皺がよらないように気を使いながら固定します。

午前の作業はここまで!

お昼ごはんを取ったあとは、今後のボランティアの会の活動について、ミーティングが行われました。


その後からはじまった午後の作業は、学名などが書かれている、標本ラベルの配置から行いました。

前回の記事に、「搬入した化石すべてに管理番号をつけ……」とありましたが、それはこの時のため。ラベルにも、小さく管理番号が書かれているので、化石の番号と照らし合わせて、ラベルを並べていきます。

「ここの化石と、あっちの化石のラベルが入れ替わっているよ!」


会場全体が、だいたい形になりました。


作業開始から約5時間、たくさんの会員に参加していただいたおかげで、スムーズに会場設営ができました。

みなさん、お疲れ様でした!

最後は、学芸員の出番。最新の研究論文などを読んだうえで解説パネルを作成したり、スポットライトの位置を動かしたりして、会場の最後の仕上げをしていきます。


そして……

会場が完成しました!

とげとげアンモナイトも、


異常巻きアンモナイトも、


大型アンモナイトも、

きれいに並んでいます。

三笠市立博物館ボランティアの会・三笠市立博物館共催 企画展「北海道のアンモナイト サントニアン~マーストリヒチアン編」は、3月22日(水)から5月14日(日)まで開催します。
たくさんの方のご来館を、お待ちしております!
(研究員 唐沢與希)

〒068-2111 三笠市幾春別錦町1丁目212-1 電話 01267-6-7545 FAX 01267-6-8455
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・冬期間の祝日(12月~3月)・年末年始(12月30日~1月4日)