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恐竜が国立科学博物館からやってきました!(特別展準備中その2)

前回のサーベルタイガーに続いて、今回は今週末土曜日(14日)から開催の特別展「せいめいのれきし」で登場する、ある恐竜の骨格標本の設置の様子をお伝えしたいと思います。
 

 

7月上旬、茨城県のつくばにある国立科学博物館からたくさんの木箱を載せたトラックが到着しました。


 

この木箱にはバラバラになった恐竜が入っています。一体どんな恐竜が入っているのでしょうか?早速組み立てていきたいと思います。



 

どん。まずは脚が立ちました。脚だけお化けみたいです。

 


 

この脚に腰の骨を乗せて、ボルトでしっかり固定します。

 



ここに、背骨とあばら骨がくっつきました。

 


頭と尻尾がついて



 

腕がついて、完成です!!

この恐竜は全長が4mほどの「ニッポノサウルス」という植物食の恐竜です。少し前に、むかわ町で見つかった「むかわ竜」とも同じグループの恐竜です。今から80年以上前に、当時まだ日本の領土だったロシアのサハリンから発見された、日本ではじめて発見された恐竜です。今回はその複製骨格標本です。
写真で経過を紹介すると、あっという間にできた感じですが、5人がかりで2時間近くかかりました。



その迫力に驚きの表情の唐沢学芸員。




そのかっこよさは、加納館長も思わず頭を下げてしまうほど。


組立てた恐竜はこれだけではありません。


 



ニッポノサウルスより小柄の恐竜のようです。




完成です!

こちらは「デイノニクス」という恐竜です。華奢な体つきに鋭い爪がかっこいいですね。小型ですが、群れを成して狩をする獰猛な肉食恐竜です。とても活動的なこの恐竜の発見は、ノロマで鈍重なイメージだった恐竜のすがたを一変させました。恐竜を語る上ではかかせない、そんな一種です。
ちなみに、この標本は複製標本なのですが、最近姿勢を変えて組みなおしたそうです。それまで、走るようなすがただったのが、このように、ツメをむき出しにして、今まさに獲物に飛びかかろうとしている躍動感がある格好になりました。北海道でこのすがたが展示されるのは今回がはじめてとなります。

実は、この恐竜「デイノニクス」を組立てる様子を公開するイベントも開催予定です。詳しくはこちらをご覧ください。


 

恐竜が2体並ぶと、迫力がさらに増しますね。組立てには、国立科学博物館の濱村伸治さんにご指導・ご協力いただきました、ありがとうございました!


特別展示室には、この他にもまだまだたくさんの全身復元骨格標本が並びます。


 

特別展「せいめいのれきし」は、いよいよ14日(土曜日)に公開です。
この夏は、みなさまお誘い合わせの上、三笠市立博物館にお越しください!

 

(主任研究員:相場 大佑)


〒068-2111 三笠市幾春別錦町1丁目212-1 電話 01267-6-7545 FAX 01267-6-8455
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・冬期間の祝日(12月~3月)・年末年始(12月30日~1月4日)