三笠市立博物館

平成30年度 特別展「せいめいのれきし」

714日より、平成30年度 特別展「せいめいのれきし」が開催されます。

 


絵本「せいめいのれきし」はアメリカの女性絵本作家バージニア・リー・バートンによって描かれ、日本では1964
年に岩波書店から出版されました(訳:石井桃子)。2009年にはアメリカで改訂版が出版され、その後の2015年には、国立科学博物館の真鍋真博士監修の下、日本でも改訂版が出版されています。地球の始まりから現在までに登場した様々な生き物たちの進化の歴史を優しく描いた「せいめいのれきし」は、今なお多くの人々に愛され続けられているロングセラー絵本です。(岩波書店 「せいめいのれきし改訂版」のページはこちらです。 https://www.iwanami.co.jp/book/b254672.html

 

 

今夏、三笠市立博物館では、岩波書店の協力のもと、絵本「せいめいのれきし」をテーマにした特別展を開催します。

今回の展示では、「せいめいのれきし」の各ページの見開きパネルとともに、登場する恐竜や、サーベルタイガーをはじめとした絶滅した哺乳類、恐竜登場以前の生物など、大昔の生き物たちの標本を展示します。かつて地球上に存在したふしぎな生き物たちの進化の物語を、じっくりお楽しみください。

 

 

特別展「せいめいのれきし」の公開に先駆けて、展示のみどころを少しだけ紹介します!

 

 

●みどころ1:絵本「せいめいのれきし」の優しい絵と文

絵本の各ページの見開きを約2倍に拡大したパネルを標本と一緒に展示します。

バートンさんによって描かれた優しい絵と、各時代の環境や生き物たちについて紹介した文をじっくりとご堪能いただけます。アメリカ自然史博物館で丁寧に標本を観察したバートンさんが細かく描きこんだ大昔の生き物たちの絵と、実際の標本を見比べてその生き物が生きていた時の姿に想いを馳せてみましょう。

 

 

●みどころ2:さまざまな恐竜たち

するどい爪が特徴的な肉食恐竜「デイノニクス」の全身骨格標本のほか、絵本にも登場するお馴染みの恐竜たち、「トリケラトプス」と「ティラノサウルス」の赤ちゃんの頭骨、「ステゴサウルス」の背中のプレートの実物化石、最初期の恐竜「エオラプトル」の頭骨などが三笠にやってきます!これらの標本は国立科学博物館から今回の展示のために借用するもので、道内ではなかなか見ることができない大変貴重な標本です。

また、北海道にもゆかりがあり、絵本にも描かれている植物食恐竜ハドロサウルス類のなかまの「ニッポノサウルス」の全身骨格標本も展示します。

 

 

(デイノニクス:国立科学博物館所蔵)

 

 

●みどころ3:絶滅した哺乳類たち

絵本ではサイやラクダの祖先やマンモスなど、様々な絶滅哺乳類が登場しますが、その中でも特に有名でカッコイイのは、牙が剣のように発達したトラのなかま、スミロドン(別名:サーベルタイガー)でしょう。普段は滝川市美術自然史館にあるサーベルタイガーの全身骨格標本を今回、特別にお借りして本特別展で展示します。刃渡り(歯渡り?)30cmもある牙が大迫力です!この他にも、ウマの祖先の全身骨格やクジラの祖先「バシロサウルス類」の頭骨なども三笠にやってきます。

 

 

(スミロドン:滝川市美術自然史館所蔵)

 
 

●みどころ4:恐竜登場以前の生き物たち

恐竜が登場するよりもはるかに昔の生き物たちの標本もたくさんやってきます。

背中に帆のようなものを生やした、爬虫類のような哺乳類のような奇妙な生き物「ディメトロドン」の骨格標本が国立科学博物館からやってきます。この標本は2015年から2016年にかけて国立科学博物館などで開催された特別展「生命大躍進」で公開されたもので、北海道にやってくるのは今回が初めてです!それから、カエルなどの両生類のなかまなのに全長が2m近くもある、「エリオプス」の全身骨格、カンブリア紀の奇妙奇天烈な生き物「アノマロカリス」の実物化石、大人の片腕くらいの大きさがある巨大なトンボのような昆虫「メガネウラ」なども展示します。

 

 

(エリオプス:滝川市美術自然史館所蔵)

 

 

みどころでご紹介した標本はほんの一部で、展示では120点もの標本が並びます。

特別展「せいめいのれきし」は、昔絵本を読んでいた大人も、これから絵本を読む子どもも、みんなが楽しめる展示です。この夏はぜひ、ご家族揃って、三笠市立博物館にお越しください!


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平成30年度特別展「せいめいのれきし」(共催:国立科学博物館、協力:岩波書店)

●開催期間:714日(土)〜1014日(日)

●場  所:三笠市立博物館 多目的ホール

●料  金:入館料のみでご覧になれます

●休館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)詳しくは開館スケジュールをご覧ください。

●資料協力:足寄動物化石博物館・群馬県立自然史博物館・滝川市美術自然史館・北海道大学総合博物館・北海道博物館

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お問い合わせ先

市立博物館
電話:01267-6-7545
FAX:01267-6-8455