ジオツアー(達布山コース)を開催しました!
10月21日(日)、三笠の入り口にある達布(たっぷ)山周辺を散策し、地質と歴史を学ぶコース(達布山ジオサイト)のジオツアーを開催しました。この日は朝方に強い雨が降り、日中もかなり寒くて厳しいコンディションでしたが、ツアー開催中はなんとか雨に当たらずに済みました。
三笠市役所に集合後達布地区へバスで向かい、歩いて達布山展望台に登頂しました。
達布山展望台付近
かつて国の要人などがこの地を視察し、達布山から拓けゆく様子を眺めたと言われています。
石炭を輸送するために整備された北海道で最初の鉄道の幌内鉄道の敷設計画も、この地からの眺望により立てられています。
そんな歴史の話をしながら、達布山展望台の眺望から地質的な特徴を紹介しました。
ここから見る景色からは断層があることも理解できます。
展望台からの眺望により地質的な特徴を紹介
達布山の次はこの地域でワインづくりを営んでいる山崎ワイナリーさんへ行きました。
家族経営でぶどうづくりからワイン製造まで達布で行われていて、本格的な味を求めて札幌などからも買いに来る方がいるほど、上質なワインがつくられています。
山崎ワイナリーさんでは、生産者の山崎さんから達布との関わりやぶどう栽培へのこだわり、さらにワインづくりへの情熱を聞かせてもらいました。
話がとてもお上手で、参加者からも大好評でした。
もうこの時はぶどうの収穫が終わっていて見ることができませんでしたが、収穫前はこんなぶどうがなっています。
8月に撮影しましたシャルドネです。
地質と歴史を学びながらおいしいワインのお話を聞くコースがこの達布山コースでした。
今度はもっと暖かい時期に、ぶどう畑を散策させてもらいながら開催できたらいいなと思っています。
地質と歴史を学びながらおいしいワインのお話を聞くコースがこの達布山コースでした。
今度はもっと暖かい時期に、ぶどう畑を散策させてもらいながら開催できたらいいなと思っています。