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ジオサイト候補地の最終チェックを行いました!

11月13日(火)、北海道立総合研究機構地質研究所から3名の専門家にお越しいただき、現段階で考えているジオサイトの学術的なチェックをしていただきました。

ジオサイト候補地の選定は、これまで三笠市立博物館の自然科学系の研究員を中心に進めてきましたが、ツアーやコースのストーリーをお伝えした上で専門研究機関の方々に見ていただき、アドバイスを得てジオサイトを確定させることが今回の目的です。

以前からも協力をいただいており、今回はこれまでお見せできなかった場所の検証をしてもらいました。
   1億年前の泥岩と砂岩の層の境に立地する桂沢ダム周辺を検証

   炭鉱開発に伴ってできた人工の滝と周辺に分布する4000万年前の泥岩層を検証

その結果、ジオサイト選定の考え方については妥当との講評をいただいたほか、露頭などの保護の考え方やツアー時の見せ方などに関するアドバイスもいただきました。

また、炭鉱産業で栄えた幾春別地区にある神社では、境内にある灯篭が札幌軟石でできていると教えていただきました。
石炭を運ぶために整備された幌内鉄道で、何十年も前に札幌から運ばれた軟石を用いた灯篭があることにロマンを感じましたし、札幌軟石についても勉強をする必要が出てきました。
   境内にある灯篭。

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