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14.現在の三笠

現在、三笠には豊かな自然が残されています。特に、三笠の東側にある桂沢湖周辺では、500種類近くの植物が繁茂し、貴重な動物たちも多く生息していることがわかっています。


春の訪れを告げるフクジュソウ
 

また、三笠に住む人々は、地形や気候などの特徴を活かして生活を行っています。幾春別川が長い年月の間に浸食と氾濫を繰り返して形成された広い平地(氾濫原)を利用して、玉ねぎ(平成22年の生産量6540トン)や米(平成22年の生産量1120トン)などの農産物が栽培されています。


川が氾濫して形成された平地(氾濫原)を利用して栽培される玉ねぎ
 

達布山(たっぷやま)と呼ばれる小高い山のふもとでは、斜面を利用してワイン用のぶどうが広く栽培されています。大地の恵みをたっぷりと吸ったぶどうによって醸造されたワインは、その年々、三笠で起きた歴史が風味として瓶に詰め込まれています。


ワイン用のぶどう

 


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