「第9回三笠ジオツアーを開催しました!」
10月19日(日)、第9回三笠ジオツアーを開催し、約20名が参加しました。今回のコースは幾春別・奔別コースで、博物館で化石や炭鉱の歴史について学んだ後、旧奔別炭鉱立坑櫓や、幾春別神社など、炭鉱の面影が残る幾春別の町並みを見学しました。【博物館内見学の様子】
アンモナイトについて解説を受ける参加者の皆さん。
ちなみに、ショーケースの外に展示しているアンモナイトは全て自由に触れることができます。
小さいお子さんは自分の身の丈ほどもある大きな化石に驚いていました。
化石のほかに、三笠が炭鉱まちとして栄えていた時代の資料を見学することができます。
この写真では友子制度(当時は福利厚生制度が十分ではなかったため、事故などの際は労働者同士で助け合ってお葬式や、生活費に関する費用などを賄っていました。) に関する解説を受けています。親分子分の立場や、友子制度に加入する際の「結びの盃」など、独特な習慣が根付いていました。
【幾春別・奔別コース見学の様子】
【幾春別・奔別コース見学の様子】
写真の巨大な建造物が、旧奔別炭鉱立坑櫓で、昭和34年に当時の最新技術を駆使して作られた立坑櫓です。高さは約51m、立坑の深さは約735m以上あり、完成当時は「東洋一の立坑」とも呼ばれていました。
こちらは精炭ホッパー内部見学の様子です。旧奔別炭鉱は私有地のため、普段は立ち入ることができませんが、ツアー開催時のみ特別に許可をいただいています。
その後は幾春別神社や、大正15年に架設された幾春別橋(通称コンクリ橋)などを見学しました。写真は幾春別神社前で、炭鉱が稼動していた当時の炭山祭りの様子や、炭鉱と神社の関係について解説を行いました。
今回の幾春別・奔別コースで、今年度の三笠ジオツアーは全て終了となります。
ツアーに参加していただいた皆様、ありがとうございました。
来年度も皆様に楽しんでいただけるようなツアーを企画しますので、これからも三笠ジオパークをよろしく お願いします。
問合先
三笠ジオパーク推進協議会事務局(三笠市役所商工観光課)
までお電話いただくか、市役所1階7番窓口にお越しください。
Tel 01267-2-3997
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