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「歩いて巡ろう!炭鉱まちジオツアーを開催しました!」

 6月7日(日)、第2回ジオツアーを開催し、約20名が参加しました。今回のコースは「歩いて巡ろう!炭鉱まち」で、幾春別・奔別エリアと桂沢エリアの見学をしました。
 午前中は幾春別・奔別エリアを一時間半ほど散策した後、昼食に『ジオ弁』を食べました。ジオ弁は、三笠ジオパークの様々な要素を具材によって表現したお弁当で、地層を模したそぼろご飯や炭鉱まち特有の郷土料理である「なんこ」など三笠の特徴が詰まった盛りだくさんのお弁当です。午後からはバスに乗って、桂沢エリアへ行って、桂沢ダム原石山と桂沢ダムの提体内部を見学しました。

           【幾春別・奔別エリア見学の様子】
 旧奔別炭鉱の解説を聞いている皆さんの様子です。
 写真の巨大な建物が旧奔別炭鉱立坑櫓で、昭和35年に操業し、櫓の高さは約51m、深さは約735m、内径は約6mで当時は東洋一の立坑と呼ばれていました。
 ツアー参加者の皆さんは、普段は立ち入ることができない旧奔別炭鉱内の立坑櫓や精炭ホッパーをじっくりと眺めていました。

           【桂沢ダム原石山見学の様子】
「先生、これって化石かな?」
 参加者の子どもが、見つけた化石を学芸員に見せて、どのような化石なのかを聞いています。
 桂沢ダム原石山は、約1億年前の浅い海の底でつもった地層を間近で観察することができます。桂沢ダムの提体部分に使用されたコンクリート用骨材は、この地層から切り出したものです。
 参加者の皆さんは解説を聞いた後、化石発掘家になったかのように地面を見つめてゴツゴツとした岩肌に触れながら、化石を探していました。

           【桂沢ダム見学の様子】
 桂沢ダムを見学している皆さん。
 桂沢ダムは、提長334.4m、提高63.6mの重力式コンクリートダムで、飲料用水、農業用水、洪水調整、水力発電などに使われています。
 また、普段は立ち入ることができないダムの内部に入り、太い送水管が通る通路や長い階段を下り、ダムのどの辺りにいるのかを確認しながら見学しました。

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