「ジオガイド養成講座を開催しました!」
10月10日(土)、幌内エリアでジオガイド養成講座を開催し、5名のジオガイドが参加しました。今回は、最初に旧幌内炭鉱変電所の中で座学をした後、旧幌内炭鉱の施設を直接見てまわりながら、事務局員より炭鉱施設や集治監などについての説明や、ツアー参加者の方が興味を持つ話題、ガイドをする際に工夫していることをお話ししました。
炭鉱の生活に詳しいガイドからは、電気が通る前はろうそくの明かりで勉強していたことや、石炭ストーブ※1に使っていた道具のデレキ※2や、じゅうのう※3のことなど、当時の様々な話がありました。
※1 石炭ストーブには、正面の上部に石炭を入れる扉があり、その下部に石炭の燃えカス(灰)を出すための扉があります。2つの扉の中間の内部に、スリットの入った炉床があり、そこに灰が溜まります。
※2 石炭ストーブの中に灰が溜まると火の勢いが弱まるので、下の扉から、先端がL字に曲がった鉄の棒で灰をかき出していました。この灰かき棒を北海道の方言で、デレキと呼びます。
※3 石炭ストーブに、石炭を足すときに使う小型のスコップをじゅうのうと呼んでいます。
●養成講座の様子
【変電所内での座学の様子】

【音羽坑口見学の様子】
