大地の記憶観察ツアーを開催しました!(6月19日)
今回のツアーでは、三笠ジオパークのメインコースである三笠市立博物館と野外博物館を見学しました。「大地の記憶」である化石、地層について観察し、地球の歴史について学びました。市立博物館では、アンモナイトやモササウルスなどの白亜紀(約1億年前の時代)の生物について、学芸員が解説しました。また、4月から新しく展示されたアンモナイト化石「ユーバリセラス」(とげとげが特徴)を紹介しました。
野外博物館では、ズリ山(採掘した石炭を選り分けた時に出た不要な土砂をズリと呼びます)に植林されたニセアカシアや、河川周辺に生息する植物について観察しました。これらの植生から、三笠市の炭鉱や現在の自然林などの様子が伺えます。
様々な地形から、様々な生物の生活環境や、その土地特有の文化が生まれ、これら一体をジオパークとして活用しています。今回のツアーで、三笠の「大地の記憶」を観察していただき、三笠ジオパークを感じることができたのではないかと思います。
次回のジオツアーは、7月9日(土)に『「まるい山」のいま・むかしを見てみよう!開拓の歴史とワインの恵みを感じるツアー』と『三笠ジオパーク「ミニ」ジオツアー』の2つを開催しますので、ご参加お待ちしております。
ツアーのお申し込みは、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
問合せ先 三笠ジオパーク推進協議会事務局
℡ 01267-2-3997(平日のみ、午前8時半~午後5時)
【博物館「モササウルス」見学の様子】

【野外博物館「石炭」見学の様子】