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三笠ジオパーク写真コンテスト2018結果発表!

 平成30年6月1日から10月31日まで開催していました写真コンテストの結果を発表します。
 今年のテーマは、「三笠ジオパーク内の地域の魅力を伝える作品」とさせていただき、「Instagram部門」、「歴史・文化・景観部門」、「エンジョイ!ジオパーク部門」の3部門で写真を募集したところ、65作品の応募がありました。
 12月に、北海道写真協会三笠支部ご協力のもと審査会を行い、厳正なる審査の結果、入選作品を決定し、北海道写真協会三笠支部より総評および各作品へ講評をいただきました。
 また、一般投票を三笠市内で行い、皆さんが選んだ三笠ジオパーク内の地域の魅力を感じる作品を決定しました。
 

 写真コンテストにご応募いただいた方や一般投票に参加いただいた方など、皆さんのご協力に、この場を借りて感謝申し上げます。


 結果は以下のとおりとなります。


○入選作品○
● Instagrum部門 … 2賞2作品
●歴史・文化・景観部門 … 3賞6作品
●エンジョイ!ジオパーク部門 … 2賞2作品
●一般投票賞 … 1作品
※Instagram部門の入賞と、エンジョイ!ジオパーク部門の佳作は該当者なし


○総評○
 今回の応募総数は、65点で昨年より8点の増加でありましたが、特に歴史・文化・景観部門の応募数が最も多く、かなりの力作が見受けられたため、当該部門の佳作を3点追加することになりました。今回、賞に選ばれなかった作品の中には、露出や構図、素晴らしいプリントなど、優れた作品もありましたが、昨年入選した作品と似たような構図の作品があったり、題名が無い作品があったため、惜しくも選外となった作品も見受けられました。


○入選作品紹介○
●Instagram部門
特選

 
 

作品タイトル            Go Forward!
アカウント名    sh5_photograph
撮影場所                                    三笠鉄道記念館
講   評     今、出発し、前進しようとしているSLをピストンの力を動輪に伝える主連棒をアップして迫力のある作品にしています。特に真っ赤な連結棒が印象的です。

  
 佳作



作品タイトル            キオクノカケラ 3
アカウント名    whitesnow_north_sora
撮影場所   三笠幌内炭鉱変電所
講   評     旧幌内炭鉱の変電所の作品ですが、初夏の木々の緑と建物の赤が印象的です。ただし、中央の樹木が目立ちますので、撮影角度を変えるか、もう少し近寄って、広角レンズで撮影される方法もあると思います。
 

●歴史・文化・景観部門
特選


 

作品タイトル  線路の灯り
氏   名 坂井正己(岩見沢市)
撮影場所 旧 国鉄唐松駅
講   評 唐松駅構内に設置された無数の灯りを遠近法を生かして奥行きのある構図にまとめ、駅舎の状況も確認できます。夕闇迫る空のグラデーションも程よく、良い時間帯に撮影され、モノクロで表現されたのも適切と思われます。

  
 

 入賞


 

作品タイトル  首長竜現れる
氏   名 斎藤優子(栗山町)
撮影場所 三笠市立博物館
講   評 三笠市立博物館の屋上に設置されている首長竜の模型を広角レンズを使用して撮影されたものと思われますが、バックの青い空と白い雲が異様な光景を演出しています。

 

  佳作


 

作品タイトル  白煙たなびく
氏   名 清水敦俊(大阪府)
撮影場所 三笠鉄道村
講   評 三笠鉄道村を走行するSLを露出をアンダー気味にして撮影されたものと思われますが、バックの暗い木々に白煙が浮かび出て、迫力のある作品に仕上げたと思います。車両の天蓋の質感も良く、プリント技術も素晴らしいと思います。
  
 佳作

 

作品タイトル  役目を終えて
氏   名 佐々木郁太郎(札幌市)
撮影場所 住友奔別鉱 選炭機ホッパー
講   評 奔別炭鉱のホッパーをアップ気味に撮影しており、外壁の破損箇所とサビがにじみ出ている情景が歴史を感じさせます。空の白雲の状況も効果的です。

 佳作

 

作品タイトル  早春の炭都
氏   名 成田智志(江別市)
撮影場所 達布山展望台
講   評 遠くにそびえる白い残雪の山並みと手前の青い山並みの対比がひときわ目に止まりその裾野に広がるかつて炭鉱で栄えた町並みが今は静かに北国の遅い春を迎えようとしています。改めて、三笠市の景色を見直すことができた作品です。

 佳作

 

作品タイトル  満開の梅とシンボルタワーのある里
氏   名 田村隆(江別市)
撮影場所 三笠市幾春別 山手町
講   評 幾春別の梅園から奔別炭鉱を望んだ光景で、ジオパークにふさわしい作品であると思われます。季節的にとても良いタイミングで撮影されており、全体的に春らしい情景が伝わってきます。

●エンジョイ!ジオパーク部門
 特選

 

作品タイトル  たまご
氏   名 松下裕紀(芽室町)
撮影場所 三笠市立博物館
講   評 熱心に化石のクリーニングをする児童の表情と打ち下ろしたハンマーのブレがとても良いと思います。将来は、古生物の博士か学芸員を目指す貴重な「たまご」?


 入賞

 

作品タイトル  黄金色のstand by me
氏   名 久野穣(岩見沢市)
撮影場所 三笠鉄道村
講   評 夕暮れ時の光がレールを黄金色に染めてその中央に子どもが1人歩いています。子どもは一体どこへ行こうとしているのだろうか。露出が適正で、1986年に公開されたアメリカ映画の「Stand by me」を彷彿させます。


●一般投票賞

 

作品タイトル  「恐」竜
氏   名 能登喬也(札幌市)
撮 影 場 所 三笠市立博物館
投票者からの
感    想
インパクト大!!/模型とは思えないほど迫力がありました。/写し方で本物に見えて楽しい。


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