化石博士とめぐる博物館見学ツアー~自由研究おたすけ隊~を実施しました!!
7月28日(日)に、化石博士とめぐる博物館見学ツアーを実施し、21名の方にご参加いただきました。今回のツアーは、株式会社ジオ・ラボ代表取締役であり、元北海道博物館学芸員の栗原憲一さんを講師にお招きし、どうしてアンモナイトはイカやタコの仲間なのかということをテーマに科学的に調べるワークショップを実施し、その後博物館見学を行いました。
また、実験結果をまとめられるように、小中学生のみなさんにはワークシートを作成してもらい、ワークショップ実施前から実施後のアンモナイトのイメージの変化について書き出してもらいました。
講師から今日のテーマを説明します。
アンモナイトがイカやタコの仲間であることは知られていますが、どうしてなのかは意外と答えられません。これから、ワークショップの中で調べて行きます。
まずは、アンモナイトの殻をけずって内部を観察してみよう!!
紙やすりで頑張ってけずります。
イカを解剖し、体の構造を見てみよう!!講師からイカの解剖方法についてレクチャーします。参加者の皆さんは講師に様々な質問をし、興味深々です。
実際に自分たちでイカを解剖し、体の構造を観察します。
イカの顎の部分や軟甲(なんこう)と呼ばれる殻が退化した部位を取り出し観察しました。
観察内容をワークシートにまとめます。
ツアーを通して、アンモナイトに対しての理解が深まったかと思います。その後の博物館見学では、違った目線でアンモナイトを見ることができたのではないでしょうか。
今回はどうしてアンモナイトはイカやタコの仲間なのかをテーマにツアーを実施しました。今後も三笠ジオパークでは、夏休みに合わせ、子どもたちが楽しめるワークショップを開催していきますので、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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