掘って食べよう!秋のじゃがいもホクホクツアーを実施しました‼
9月27日(日)に「掘って食べよう!秋のじゃがいもホクホクツアー」を実施し、市内外から16名の方にご参加いただきました。
このツアーでは、達布山展望台で三笠の開拓の歴史や地形、大地の成り立ちについてお話を聞いたあと、達布で農業を営むのみやまファームにて農園見学と、とうきびの収穫体験を行いました。その後、地域おこし協力隊と共にじゃがいもを使った料理を参加者自ら作り、デザートには三笠高校製菓部が実際に店舗で販売するケーキの皿盛り体験を行いました。
達布山展望台での見学では、展望台に上って三笠を上から眺めたり、山の上にある三角点について話を聞いたりしました。きれいな景色の中に、三笠の開拓の歴史やジオ的特徴が見られることに、参加者の皆様は興味深々な様子でした。天候もよく、達布の特徴をより感じていただけたかと思います。
達布山展望台での解説の様子
のみやまファームでは、野見山朋秀さんにアテンドしていただきながら、ミニトマトの種類からとうきびの楽しみ方まで、幅広い話題についてお話していただきました。
今回のツアーは収穫時期との調整により、収穫野菜をじゃがいもからとうきびへ変更しての実施となりましたが、参加者の皆様には普段体験できない野菜の収穫やハウスの見学を楽しんでいただきました。料理に使うじゃがいもも、加熱調理に向く「とうや」と揚げ物に向く「こがねまる」の2種類を野見山さんからいただき、作物のバリエーションの豊かさに関心された様子でした。
ハウス見学の様子
とうきびの収穫体験の様子
じゃがいものお話を聞く様子
お昼には野見山さんにいただいたじゃがいもを使って、地域おこし協力隊員たちと一緒にグラタンとじゃがバターを作りました。お腹いっぱいにじゃがいも料理を食べて、心も体もジオの恵みを体感できたかと思います。
調理の様子
じゃがいも料理を楽しむ様子
食後のデザートには、三笠高校製菓部の生徒さんたちと一緒にケーキの皿盛り体験をしました。シンプルな盛り付けに隠された技術や、未来のパティシエである高校生たちの将来についてなどを話し、地域と食がつながる場面が多く見られました。
ケーキの皿盛り体験の様子
完成した皿盛り
今回のツアーを通して、身近な食にもジオのストーリーがあることに気づいていただけたかと思います。加えて、三笠市出身の地域おこし協力隊たちや三笠高校生たちと触れ合うことで、今まで以上に三笠との心の距離を縮めることができたのでは、と感じます。
今後のジオツアーは、秋の桂沢ダムを見学するツアーや、ワイナリー見学のツアーを予定しております。両ツアーとも満員御礼となっております、たくさんのご参加ありがとうございます。