三笠ジオパーク写真コンテスト2020結果発表!
令和2年7月23日から令和3年2月8日まで開催していました写真コンテストの結果を発表します。
今年のテーマは、「三笠ジオパーク内の地域の魅力を伝える作品」とさせていただき、「ジオ部門」、「エコ部門」、「ヒト部門」の3部門で写真を募集したところ、66作品の応募がありました。
2月に、北海道写真協会三笠支部ご協力のもと審査会を行い、厳正なる審査の結果、入選作品を決定し、北海道写真協会三笠支部より総評および各作品へ講評をいただきました。
また、一般投票を三笠市内で行い、皆さんが選んだ三笠ジオパーク内の地域の魅力を感じる作品を決定しました。
写真コンテストにご応募いただいた方や一般投票に参加いただいた方など、皆さんのご協力に、この場を借りて感謝申し上げます。
結果は以下のとおりとなります。
〇入選作品〇
●ジオ部門 … 3賞3作品
●エコ部門 … 1賞1作品
●ヒト部門 … 3賞4作品
●一般投票賞 … 1作品
※エコ部門の入賞とジオパーク賞は該当者なし
〇総評〇
今回の審査対象作品の総数56点で、特にヒト部門が32点で最も多く、優れた作品が多く見受けられたため、応募総数が少なかったエコ部門の入賞を減らし、ヒト部門に増加させてもらいました。
審査に際しては、過去に入賞した作品を参考に、新鮮な作品を対象に選考させてもらいました。
〇入選作品紹介〇
●ジオ部門
特選
作品タイトル | 三笠の本気 |
氏 名 | 江口 陽(三笠市) |
撮 影 場 所 | 三笠市美園町 |
講 評 | 満点の星空が見事で、夜空に宝石がちりばめられたように輝き、また、地面の景 色も明瞭にとらえております。恐らく高感度の露出で質感が乱れる限界のところ で撮影されたものと思われます。縦のアングルで、空と地面の割合も程よく感じ ました。 |
入賞
作品タイトル | 朧月夜を見上げて |
氏 名 | 佐藤 宏樹(小樽市) |
撮 影 場 所 | 旧奔別炭鉱 |
講 評 | 奔別立坑を坂道の反対側から撮影しておりますが、冬の寒い中、忍耐強く少し 時間をかけて撮影した姿が伺われます。雲が少し流れる動きや建物の位置も 適切だと思います。 |
ジオパーク賞
作品タイトル | コラボージオと恐竜の木 |
氏 名 | 山内 佳子(札幌市) |
撮 影 場 所 | 野外博物館エリア |
講 評 | 垂直な地層の上に恐竜のように大きな木があり、写真からも大地の迫力が感じ られます。 |
●エコ部門
特選
作品タイトル | 森の賢者 |
氏 名 | 佐々木 直子(札幌市) |
撮 影 場 所 | 市来知神社 |
講 評 | 大樹を縦位置で撮影し、上部に木のコブのような模様を入れ、対照的に下部に フクロウを入れた構図はとてもいいと思います。また、フクロウの表情がとて も良くピントも的確です。 |
●ヒト部門
特選
作品タイトル | 初めてのマイカメラで大好きな化石をパシャリ① |
氏 名 | 岡田 麻衣子(札幌市) |
撮 影 場 所 | 三笠市立博物館 |
講 評 | アンモナイトが生存していた頃の最大級のレプリカを撮影している子どもの姿を 右端に配し、アンモナイトを大きく撮影した構図がとても適切です。 |
入賞
作品タイトル | 未来へ出発進行! |
氏 名 | 久野 穣(岩見沢市) |
撮 影 場 所 | 三笠鉄道村 |
講 評 | 三笠鉄道村の構内で撮影された鉄道員の服装をした子どもの表情と指さしている 姿が自然な感じでとてもいいと思います。 |
入賞
作品タイトル | エキ(鉄道村) |
氏 名 | 黒田 幸則(栗山町) |
撮 影 場 所 | 三笠鉄道村 |
講 評 | 鉄道記念館入口前のアーチ状のシルエットから眺めた子ども達のはしゃぐ様子と バックに列車が入っていることが、良い雰囲気を出しています。 |
ジオパーク賞
作品タイトル | 夕暮れグラデーション |
氏 名 | 佐々木 郁太郎(札幌市) |
撮 影 場 所 | 旧奔別炭鉱 |
講 評 | 空のグラデーションに奔別立坑櫓のシルエットが美しく、幻想的な作品です。 |
●一般投票賞
作品タイトル | かげふみ |
氏 名 | 土門 明(札幌市) |
撮 影 場 所 | クロフォード公園 旧三笠駅 |
投票者からの 感 想 |
子どもの何気ない一瞬を切り取っていて歴史を感じる。/レトロな感じがすてき。 |