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新桂沢ダム見学ツアーを実施しました!

  7月22日(木・祝)に「新桂沢ダム見学ツアー~かさ上げ後、湛水前の景色を大満喫~」を実施し、市内外から20名の方にご参加いただきました。
 今回のツアーでは、化石をキーワードに、日本一のアンモナイトの収蔵量を誇る三笠市立博物館、一億年前に堆積した地層の広がる原石山、そしてその岩石を材料にした新桂沢ダムを見学しました。
 原石山とは、ダムの骨材となる岩石を切り出す場のことです。ここでは、一億年前の地層を間近に見学したり、その場に転がる岩石から実際に化石を発掘したりしました。
 新桂沢ダムでは、展望台にて幾春別川ダム建設事業所の職員の方から、かさ上げ工事の理由、ダムの機能についてご説明いただいた後、上流側から新旧のダムの境目を見学しました。
 その後、新桂沢ダムの管理拠点となる管理棟や、点検用の通路である監査廊の内部見学を行いました。監査廊では、ダムの内部から新旧の堤体の境目や、監査廊内の設備について見学しました。中々見ることのできないダムの内側からの景色に、参加者の方にはご満足いただけたかと思います。
 また、管理棟やダムの下側への移動時には、バスで堤体上部(天端(てんば))を走行し、往復でダムの上流側・下流側をそれぞれ見学いただきました。バスの車窓から眺めることで視点が高くなり、天端を徒歩で見学する場合とはまた違った光景に、参加者の多くの方がカメラを向けている姿が印象的でした。

 

原石山見学の様子
 



展望台より新桂沢ダムを見学する様子



監査廊内部の見学の様子 
 

 今回のツアーを通して、三笠の地層とこのまちにダムが作られた理由、そしてダムそのものへの理解を深められたのではないかと思います。今回のツアーにご協力いただきました幾春別川ダム建設事業所のほか、関係工事業者のみなさま、本当にありがとうございました。
 三笠ジオパークではまだまだジオツアーを開催予定です。9月以降にも様々なジオツアーを行う予定で、さらに秋にはもう一度新桂沢ダムの見学を行うツアーを催行予定となっておりますので、もうしばらくお待ちください。

 他のジオツアーについては こちら


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