ガイド養成講座を実施しました!
10月7日(木)にガイド養成講座を実施しました。今回の養成講座は、国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部から幾春別川ダム建設事業所 副長の渡邊 信明氏、本部 水防災対策官の三上 達也氏をお招きし、「石狩川での洪水に備えた防災行動について」をテーマに講義を行いました。講義では、地球温暖化が進んでいることや、水害・土砂災害が頻発していることを統計で確認し、平成28年に北海道で発生した豪雨災害の被害状況のほか、災害から身を守るための準備として、ハザードマップの記載内容や、災害時の防災行動を整理したタイムラインの重要性について理解を深めました。
また、市内にある桂沢ダムは洪水対策だけではなく、水道用水供給によって私たちの暮らしと密接なつながりがあることのほか、今後、新桂沢ダム、三笠ぽんべつダムの建設よって、過去最大の昭和56年水害と同等の降雨があっても、河川の流量を抑える効果があることについて、説明を受けました。
三笠ジオパークでは、桂沢ダムに行くジオツアーを例年実施しており、人気が高いことから、インフラツーリズムの需要の高まりについてや、ダムの機能や効果について、参加者から数多くの質問がありました。
今回の講座で、気候変動の影響により、防災対策の重要性が高まっていることや、私たちができる身近な防災対策、ダム建設などによって確保される暮らしの安全など、理解を深めていただけたのではないでしょうか。
養成講座の様子①
養成講座の様子②
養成講座の様子③