三笠ジオパーク写真コンテスト2021結果発表!
令和3年7月18日から令和3年12月29日まで募集を行った写真コンテストの結果を発表します。
今年のテーマは、「三笠ジオパーク内の地域の魅力を伝える作品」とさせていただき、「ジオ部門」、「エコ部門」、「ヒト部門」の3部門で写真を募集したところ、82作品の応募がありました。
2月に北海道写真協会三笠支部ご協力のもと審査会を行い、厳正なる審査の結果、入選作品を決定し、北海道写真協会三笠支部より総評および各作品へ講評をいただきました。
また、一般投票を三笠市内で行い、皆さんが選んだ三笠ジオパーク内の地域の魅力を感じる作品を決定しました。
写真コンテストにご応募いただいた方や一般投票に参加いただいた方など、皆さんのご協力に、この場を借りて感謝申し上げます。
結果は以下のとおりとなります。
〇入選作品〇
●ジオ部門 … 3賞3作品
●エコ部門 … 2賞2作品
●ヒト部門 … 3賞3作品
●一般投票賞 … 1作品
※エコ部門のジオパーク賞は該当者なし
〇総評〇
本年度は、昨年度に比べ応募者が14名増の38名、審査対象作品が26点増の82点となり、特にヒト部門が44点と最も多く応募されました。
審査に際しては、過去に入選した作品も参考に新鮮な作品を対象に、①テーマ性②主題性③表現性④瞬間性⑤独創性の評価に加え、作品の技術面の評価もさせてもらいました。
〇入選作品紹介〇
●ジオ部門
特選
作品タイトル | 追憶の変電所 |
氏 名 | 田澤 康史(奈井江町) |
撮 影 場 所 | 旧北炭幌内変電所 |
講 評 | 現在も良好な状態で保存されている旧北炭幌内変電所の夜景を、時間をかけて 撮影されたもので、夜空に北極星を中心として同心円の渦が見事で、建物のコ ントラストとバランスよく撮影されております。また、周囲の樹木や送電施設 の状況なども雰囲気があると思います。 |
入賞
作品タイトル | 落葉によって封印を解かれた中生代 |
氏 名 | 奥谷 忠浩(南幌町) |
撮 影 場 所 | 野外博物館エリア |
講 評 | 中生代(約1億年前)の三笠層という地層から産出されたイノセラムス(二枚貝) の化石が周囲の木々の落ち葉によって彩られた様子を撮影されたものと思われま す。自然と化石との調和の一瞬を捉えた作品になります。 |
ジオパーク賞
作品タイトル | まちの記憶 |
氏 名 | 井上 直哉(三笠市) |
撮 影 場 所 | 旧幌内炭鉱立坑櫓 |
講 評 | 天の川が見える美しい星空と旧幌内炭鉱立坑櫓がとてもバランス良く撮影された 作品です。 |
●エコ部門
特選
作品タイトル | 無垢な心 |
氏 名 | 芝田 星一郎(岩見沢市) |
撮 影 場 所 | 三笠市幌内町 |
講 評 | キタキツネの親子のほのぼのとした情景がアップで撮影されており、逆光に映える キツネの毛並みがとても美しく感じます。よくここまでキツネに近づいて撮影がで きたものだと思います。 |
入賞
作品タイトル | 達布山麓を舞う白鳥 |
氏 名 | 坂井 正己(岩見沢市) |
撮 影 場 所 | 三笠市萱野 |
講 評 | 空を舞う白鳥の群れと、その下の田んぼで餌をついばむ白鳥の群れとの様子が とても良く撮影されております。何枚も撮影された中からの1枚と思われますが、 白鳥が舞う数や配置のバランスが適切です。 |
●ヒト部門
特選
作品タイトル | 崩れゆく記憶 |
氏 名 | 松本 久子(美唄市) |
撮 影 場 所 | 旧奔別炭鉱精炭ホッパー |
講 評 | 旧奔別炭鉱精炭ホッパー(精炭された石炭を貨車に積み込むための施設)の内部を 撮影したもので、手前の氷塊と天井や柱から垂れ下がるつららや両脇のコンクリー トの柱、アーチ型の天井などが鮮明に撮影されています。 |
入賞
作品タイトル | 愛しきふるさと |
氏 名 | 鈴木 佳夫(岩見沢市) |
撮 影 場 所 | 三笠市中央公園 |
講 評 | 三笠市中央公園の盆踊り会場で、盆踊りが開始される前のやぐら周囲の人だかりを 撮影したもので、手前の池に鮮明に映るやぐらの情景も良い効果を出しています。 |
ジオパーク賞
作品タイトル | 雪虫ダイヤモンドダスト |
氏 名 | 清水 英敦(愛知県名古屋市) |
撮 影 場 所 | 三笠鉄道村 |
講 評 | 雪虫が飛ぶ季節、夕日が差し込む時間など、条件が整わないと撮影が難しい作品 で、三笠鉄道村のSLが写る幻想的な作品です。 |
●一般投票賞
作品タイトル | エゾミカサリュウになりたい |
氏 名 | 奥野 和希(留萌市) |
撮 影 場 所 | 三笠市立博物館 |
投票者からの 感 想 |
すごく無邪気でかわいい!/子どもの顔と恐竜がベストマッチ。 |