サイクリングツアーを実施しました!
10月2日(日)に実施した「みかさダムサイクリングジオツアー」では、市立博物館を出発して野外博物館を通り、三笠の大地の成り立ちや、石炭産業とともに発展した三笠の歴史を解説した後、新桂沢ダムを目指しました。
野外博物館を通ることで5千万年前から1億年前へと変わる地層を体感し、ダムが1億年前の硬い地層の上に建てられていることから、サイクリングを通して大地の営みを感じていただけたと思います。
自転車を押して5千万年をひとまたぎ 桂沢神居古潭でダムへ向けてひと休み
ダム天端の上を優雅に走ります 監査廊の内部で新旧堤体の境界線を確認
10月8日(土)に行った「シン・みかさ紅葉まつり2022サイクリングジオツアー」では、紅葉まつりの会場であるファミリーランドみかさ遊園を発着地として、野外博物館と炭鉱で栄えた街、幾春別・奔別地区を周遊しました。
石炭がなぜここで産出され、石炭産業がどのように発展していったのか。また、炭鉱隆盛期の街の様子などを、現在も色濃く残る炭鉱遺構や市街地の景観とともに感じていただきました。
自転車を降りて5千万年ひとまたぎ 友子の墓で炭鉱特有の文化を知る
奔別炭鉱敷地内にて施設を間近に見学 幾春別市街で炭鉱町の昔と今を体感
どちらのツアーも、ダムや炭鉱敷地内など普段立ち入ることが出来ない場所を自転車で見学し、参加者からは「ダムの天端を自転車で走れて気持ち良かった」、「東洋一の立坑を間近に見られて感動した」などの声がありました。
普段車では見過ごしてしまうスポットや各スポットを繋ぐストーリーなど、サイクリングでしかできない特別な体験をしていただけたのではないかと思います。
今回のツアーにご参加いただいた皆様、また、ご協力いただいた幾春別川ダム建設事業所、かわたびほっかいどう、シーニックバイウェイの皆様、本当にありがとうございました。
三笠ジオパークでは、ジオツアーの他にも、個人・団体ツアー向けのプライベートツアーの受け入れを引き続き実施しています。興味のある方は下記のURLをご覧ください。
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https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/geopark/detail/00004857.html
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