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ダムだ!化石だ!紅葉だ!秋の桂沢まるごと満喫ツアーを実施しました

 10月9日(日)に秋の桂沢まるごと満喫ツアーを実施し、市内外から22名の方にお越しいただきました。
 今回のツアーは三笠市立博物館、原石山、新桂沢ダムを見学し、最後はみかさ遊園で実施しているシン・みかさ紅葉まつりに参加しました。
 新桂沢ダムが建てられている場所は約1億年前の固い地層から成り立つ場所ということで大地とのつながりをキーワードに各見学場所を見ていただきました。
 

博物館見学の様子
 
 まず博物館では展示されているアンモナイトの化石などを見ていただき、ダムが建てられている約一億年前の地層に関することを学びました。学芸員の解説で、約一億年前の三笠は海の底であることや、アンモナイトなどの化石について理解を深めました。

 

原石山見学の様子
 
 その後、ダムの骨材となる岩石を切り出していた原石山の見学を行いました。学芸員の解説のもと約一億年前の地層を間近でご覧いただき迫力を感じられたかと思います。また、散策時に化石を見つけることもでき、参加者は貴重な体験をできたのではないでしょうか。



新桂沢ダムを見学する様子


新桂沢ダム提体を歩く様子
 
 次に新桂沢ダムに移動し、ダム全体が見渡せる展望台、管理棟の順に見学し、幾春別川ダム建設事業所の職員に解説していただきました。新桂沢ダムに貯められた水は、三笠市などで水道水として使用されるほか、農業用水、発電、洪水を防ぐなど、人々の暮らしと密接な繋がりがあり欠かすことのできないものだということを学びました。
 見学後は、かさ上げされた堤体の上を歩き、ダム湖を眺めたり、写真を撮るなど、思い思いの時間をお過ごしいただきました。
 最後にダム堤体の中に移動し、屋外よりも気温が低く暗い環境の中、堤体内にある新旧部分の境目などをご覧いただきました。

 

シン・みかさ紅葉まつりの様子
 
 ダム見学後には、「シン・みかさ紅葉まつり」が行われているみかさ遊園に移動し、参加者の皆様には、鮭といくらの炊き込みご飯ときのこ汁をご堪能いただきました。
 その後は各自会場を見学し、ステージイベントのほか、石炭ガス化実験巻き割り体験などをお楽しみいただきました。
 今回のツアーにご協力いただきました幾春別川ダム建設事業所、かわたびほっかいどうの皆さま、本当にありがとうございました。

 今回のツアーをもって今年度の夏季ジオツアーは終了となります。今後も冬季、来年度に向けて三笠を楽しんでいただけるジオツアーを企画してまいりますので、引き続き三笠ジオパークをよろしくお願いいたします。

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