ラフティングツアーin三笠を実施しました!
7月23日(日)に「ラフティングツアー in 三笠~川下り時間旅行~」を実施し、市内外から8名の方にご参加いただきました。
今回のツアーは、三笠ジオパークのメインコースである野外博物館で三笠の大地の特徴などを学び、川では景色を楽しみ、野外博物館で学んだことを振り返りながらラフティングを楽しむツアーです。ラフティング体験では、これまでコースに設定していた野外博物館付近の幾春別川上流だけではなく、下流の弥生・唐松地区も新たにコースに設定し、例年よりも長いコースでお楽しみいただきました。
ラフティングは、市内のNPO法人三笠森水遊学舎さんのご協力のもと行いました。
野外博物館では、ラフティングを行う幾春別川が三笠の大地の成り立ちに関係していることや、人々の暮らしに重要な役割を果たしていること学んだほか、炭鉱、石炭、垂直な地層などの見学、ひとまたぎ5,000万年をお楽しみいただきました。
野外博物館ガイドの様子
その後のラフティング体験では、初めに弥生・唐松地区を流れる下流部から体験を行いました。今回のコースの上流と下流の間には、ジオサイトの魚染めの滝があり、そのまま川を下ることができないことから、初めに弥生・唐松地区を流れる緩やかな下流部から体験を行いました。三笠の大地は、幾春別川が長い年月をかけ浸食と氾濫を繰り返してされて成り立っており、川に沿って広がる景色や、石炭を含む幌内層の露頭など、三笠ならではの景色をお楽しみいただきました。
次に、野外博物館付近の上流へ移動し、2回目のラフティングをお楽しみいただきました。上流を流れる幾春別川は山あいを流れる迫力のあるコースで、下流とは異なる景色の中で、野外博物館で見学した内容を確かめながら、川下りを行いました。
参加者からは、「初めての体験で緊張していましたが、安心して楽しく参加できました。」、「川に落ちた時の身の守り方なども知ることができて、万が一の時に役立てたいです。」などの声がありました。普段なかなか見ることのできない幾春別川からの景色を眺めながら行うラフティングは、貴重な体験だったのではないでしょうか。
ジオツアーにご参加いただきました皆様、ご協力いただきましたNPO法人三笠森水遊学舎の皆様、本当にありがとうございました。
ラフティング体験の様子
三笠ジオパークでは、9月10日(日)に実際に樹木を伐る木こりや焚き火、薪づくり体験を行う、「森とつながろう!ミカサノ木こりツアー」や、みかさの炭鉱で見かけるニセアカシアをテーマに炭鉱の歴史を学び、飛騨産業の工場で家具づくりを見学する「みかさの炭鉱と家具づくり見学ツアー」を9月16日(土)に開催します。
詳細は下記のリンクよりご確認ください。皆さまのご参加をお待ちしております。
詳しくは、 こちら をご覧ください。