8月5日(土)に「化石博士と解き明かす！アンモナイトのヒミツツアー」を実施し、市内外から小学生以下のお子様を中心に、8名の方々にご参加いただきました。
　このツアーでは、アンモナイトの専門家で博士号を有する、株式会社ジオ・ラボ代表取締役　栗原憲一氏を講師にお招きし、どうしてアンモナイトはイカやタコの仲間なのかということをテーマに科学的に調べるワークショップを実施しました。

　ツアーの中では、アンモナイトという生き物を知るために、実験や観察を行いました。石こうを用いてアンモナイトのレプリカを作り、殻の観察を行ったほか、本物のアンモナイトの化石を用いて殻の内部の観察を行いました。また、普段食材として使用するイカの解剖の実演を講師の栗原氏が行い、参加者の方々も解剖ばさみを使い、イカの体のつくりを確かめていきました。
　ツアー内では、普段なかなかできない体験を、お子様とご家族で一緒に楽しまれている姿が印象的でした。参加者の皆さまは、ツアーを通して、アンモナイトへの理解を深めていただけたのではないでしょうか。講演してくださった栗原様、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

　
イカの解剖を行う様子

　三笠ジオパークでは、9月10日（日）に実際に樹木を伐る木こりや焚き火、薪づくり体験を行う、「森とつながろう！ミカサノ木こりツアー」や、みかさの炭鉱で見かけるニセアカシアをテーマに炭鉱の歴史を学び、飛騨産業の工場で家具づくりを見学する「みかさの炭鉱と家具づくり見学ツアー」を9月16日（土）に開催します。

　詳細は下記のリンクよりご確認ください。皆さまのご参加をお待ちしております。
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