学習会2024第2回「炭鉱の歴史」を開催しました!
3月17日(日)に、第2回学習会「炭鉱の歴史」を開催し、市内外から66名の方にお越しいただきました。今回の学習会は、三笠ジオパーク推進協議会の事務局員が講師となり、北海道開拓のはじまりや石炭の発見、市内で操業していた炭鉱についてお話ししました。
まず初めに明治以降大きく進んだ北海道開拓はなぜ行われたのか解説した後、三笠での石炭の発見について触れ、市内で操業していた幌内炭鉱、幾春別炭鉱、奔別炭鉱はどのような炭鉱であったのか時代背景も交えながら解説しました。また最後に、炭鉱まち特有の文化として、明治から昭和初期にかけて炭鉱労働者の自治的な共済団体となった「友子制度」や、現代でも食べられている、馬の腸を煮込んだ料理「なんこ」、盆踊りなども紹介しました。
参加者からは、「三笠の炭鉱について理解が進み有益でした」、「炭鉱を見に行きたくなりました」といった声がありました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
この学習会が、三笠ジオパーク今年度最後のイベントとなりました。
次年度も、雪解け後、ジオツアーやイベントの開催を計画しております。三笠ジオパーク内には、様々なみどころがありますので、ぜひ現地でお楽しみください。