ラフティングツアーin三笠を実施しました!
7月20日(土)に「ラフティングツアーin三笠~川下り時間旅行~」を実施し、10名の方にご参加いただきました。このツアーは、三笠ジオパークを代表する野外博物館の散策や、幾春別川でラフティングを行うツアーです。ラフティング体験では、野外博物館付近の幾春別川上流と弥生・唐松地区の幾春別川下流、二つのコースをラフトボートで川下り行いました。ラフティングは、市内のNPO法人三笠森水遊学舎様のご協力のもと行いました。


野外博物館では、ラフティングを行う幾春別川が三笠の大地の形成に関わり、人々の暮らしに重要な役割を果たしていることを学びました。また、ひとまたぎ5000万年と終点の桂沢神居古潭では、地層が川にどのような影響を与えるのかを観察しました。その他、炭鉱や石炭、垂直な地層などについても楽しく学びました。


その後は、ラフティング体験を行いました。幾春別川の途中には、魚染めの滝があるため、コースを上流部側と下流部側の二つに分けました。
前半は、流れが緩やかな下流部から体験を行いました。下流部では、参加者は川の涼しさを感じながら、自然の音に耳を傾け、海で堆積した幌内層の断崖など、三笠の自然の景色が流れていくのを眺めました。


後半は、野外博物館付近の上流へ移動し、ラフティングをお楽しみいただきました。上流部の幾春別川は、硬い一億年前の地層とぶつかり合う迫力のあるコースです。川を下り、ひとまたぎ5000万年で、約5000万年前の地層へとタイムスリップしてから川の景色が変わります。こんな感じで、野外博物館で見学したポイントを確かめながら、川下り時間旅行を行いました。
参加者からは、「体験内容が盛りだくさんで、すごく楽しめ、解説もわかりやすかった。」、「大昔のトンネルや化石、鉄道あとなどを見れて楽しかった。ラフティングだと、水がかかったり、風がふいたりしていて気持ちよかった。」などの声がありました。幾春別川でのラフティングは、地元の人でも普段は見られない三笠の景色を見られる貴重な機会です。皆さん楽しんでいただけたのではないでしょうか。
今回のツアーにご参加いただいた皆さん、ご協力いただきましたNPO法人三笠森水遊学舎の皆さん、かわたび北海道の皆さん、本当にありがとうございました。
次回は、9月14日に電動アシスト付き自転車で三笠を巡る「ダム、炭鉱、自然を満喫!三笠サイクリングツアー」を開催します。主催は(一社)北海道三笠観光協会ですが、三笠ジオパークもガイドや企画の部分で協力しています。ぜひご参加ください.。
三笠ジオパークでは、他のツアーも開催する予定なので、ご興味のある方はぜひご確認下さい。詳しくは、 こちら をご覧ください。