三笠サイクリングジオツアーを実施しました!!
9月14日(土)に「三笠サイクリングツアー」を実施し、3名の方にご参加いただきました。三笠ジオパーク推進協議会は、(一社)北海道三笠観光協会とツアーを共同企画しました。
本ツアーは、電動アシスト自転車を使い、三笠のまちの西端にある道の駅三笠から、東端にある新桂沢ダムを目指すツアーです。幾春別川沿いを中心とするルートで、幾春別川と特徴ある三笠の大地をテーマに、移り変わる景色や炭鉱遺構、新桂沢ダムなど三笠のみどころをお楽しみいただきました。
ツアー当日は、道の駅三笠に集合しました。参加者の中には、電動アシスト自転車を初めて使う方や普段あまり自転車に乗らない方もいましたが、試走で慣れていただきました。
道の駅出発後は、幾春別川沿いの堤防上を走り、三笠高校生レストランを目指しました。三笠市西部は畑が広がり、穏やかに流れる川やまちを囲む山々など、のどかな田園風景が広がる中、サイクリングをお楽しみいただきました。
ツアー当日は、道の駅三笠に集合しました。参加者の中には、電動アシスト自転車を初めて使う方や普段あまり自転車に乗らない方もいましたが、試走で慣れていただきました。
道の駅出発後は、幾春別川沿いの堤防上を走り、三笠高校生レストランを目指しました。三笠市西部は畑が広がり、穏やかに流れる川やまちを囲む山々など、のどかな田園風景が広がる中、サイクリングをお楽しみいただきました。

幾春別川堤防上でのサイクリング
三笠高校生レストラン到着後は、自由時間を設け、施設内にあるエソールストアなどを見学しました。三笠産の農産品を使用した土産品などが販売されており、買い物を楽しみました。
三笠高校生レストラン見学後は、幾春別・奔別エリアを目指しました。ここから先のコースは三笠市西部のコースとは変わり、起伏が多く、まちを囲む山々が近くなり、ツアー序盤とは異なる景色が広がります。進んでいくとともに、標高が高くなりますが、電動アシストの力もあり、大きな負担がかかることなく、サイクリングを楽しむことができました。移動途中には、三笠最後の坑内掘り炭鉱である旧幌内炭鉱の立坑櫓や、幾春別川にある魚染めの滝をご覧いただきました。
昼食前最後の見学場所は、旧奔別炭鉱です。約51mの立坑櫓があり、操業当時は、東洋一と呼ばれていた炭鉱です。参加者は、迫力ある炭鉱遺構に見入る姿がありました。

旧奔別炭鉱の見学
昼食は、幾春別にある更科食堂です。創業約100年の蕎麦屋で、炭鉱操業時代から営み、三笠のまちとともに歩んできた食堂です。メニューはもりそばと丼ぶりのセットをお召し上がりいただきました。
昼食後の見学場所は、三笠ジオパークのメインサイト、野外博物館です。垂直な地層やひとまたぎ5千万年などを見学し、三笠の大地の成り立ちを解説したほか、北海道内最古の立坑櫓、錦立坑櫓をご覧いただきました。このツアーでは、幾春別炭鉱の錦立坑櫓のほか、旧奔別炭鉱、旧幌内炭鉱の立坑櫓を見学したことで、三笠の三大立坑櫓めぐりを達成しました。
野外博物館見学後は、ゴールの新桂沢ダムを目指します。ここからのコースは標高差も大きく、最後の踏ん張りどころです。電動アシスト機能によって、ダムまでの連続する勾配も大きく消耗することなく、ゴールにたどり着くことができました。
最後は、新桂沢ダムを見学しました。新桂沢ダムは今年完成し、一般見学も可能ですが、今回はツアーでしか見ることのできない、取水塔、管理棟の操作室、堤体内にある点検用通路「監査廊」をご覧いただきました。普段見ることのできない景色に目を輝かせる姿がありました。

新桂沢ダムの見学
参加者からは、「電動アシスト自転車で疲れることなく、楽しめました。」、「行ってみたいと思っていた場所にたくさん行くことができて盛りだくさんでした。」といった声がありました。
ツアーにご参加いただいた皆さま、ご協力いただきました桂沢ダム管理支所、更科食堂、シーニックバイウェイ北海道のみなさま、ありがとうございました。