
石炭産業見学ツアー~石炭今昔物語~を実施しました!
9月20日(土)に、「石炭産業見学ツアー~石炭今昔物語~」を実施しました。
三笠市内の炭鉱遺構などを見学して、大炭鉱時代の話から操業中である石炭の露天掘りなど文字通り石炭の今昔に触れる本ツアー。道外を含む22名の方にお越しいただきました。
野外博物館の臨時閉鎖により午前中の行程を「旧幌内炭鉱立坑櫓→新幌内砿坑口→唐松駅舎」へと急遽変更しましたが、当時の三笠に精通したガイドの解説もあり、参加者の方からは当時の様子を尋ねる質問が飛び交いました。その後は通常敷地内立入禁止の旧奔別炭鉱を見学し、高さ約51mの立坑櫓にはたくさんの参加者がカメラを向けていました。
昼食会場では、三笠ジオパーク認定商品でもある「ジオ弁」をお召し上がりいただき、会場内にある炭鉱関連の道具類には多くの参加者が興味を示されていました。
午後は、三笠市内で唯一操業している砂子炭鉱の露天掘り現場(砂子炭鉱三笠露天坑)を見学しました。砂子組の皆さまからは露天掘りについての解説を受け、ツアー当日は石炭採掘のための発破の様子も見学することも出来ました。巨大な重機が稼働している迫力ある光景は、圧巻と言えるものでした。また、現場でのICT(情報通信技術)の活用についても説明があり、より深く理解することができました。
ツアー参加者の皆さま、また、お忙しい中事前からご準備いただき当ツアーにご協力いただきました砂子組の皆さま、本当にありがとうございました。

旧奔別炭鉱立坑櫓

旧奔別炭鉱選炭ホッパー

砂子炭鉱の露天掘り現場の様子①

砂子炭鉱の露天掘り現場の様子②
