9月7日(土)に、三笠に残る幌内炭鉱遺構ツアーを実施しました。今回のツアーは、三笠市内に現存する幌内鉄道に関する遺構を見学するツアーで、幌内鉄道と三笠市の炭鉱の歴史を交えガイドを行い、クロフォード公園、鉄道記念館、旧唐松駅舎、幾春別駅跡、奔別炭鉱を見学しました。
三笠鉄道記念館での解説
北海道の鉄道の歴史を、貴重な資料や、実際に使用された時刻表、制服などとともに解説・展示しています。三笠鉄道記念館は幌内鉄道の最終駅である幌内駅跡に建てられました。
旧唐松駅舎の見学のようす
昭和4(1929)年、石炭搬出の貨物駅として開業しました。
北海道を築く基となったものの一つとして旧唐松駅舎は「炭鉄港(たんてつこう)」のテーマで、今年5月より日本遺産に登録されています。
幾春別駅跡
明治21(1888)年設置された幾春別線の終着駅です。現在は石碑のみが残ります。
今回は鉄道と炭鉱の歴史をテーマにツアーを実施しました。参加者の方からは当時の様子がイメージできてとても面白かったですと感想をいただきました。
今後も三笠ジオパークでは、いろいろなテーマをもとにツアーを開催していきますので、皆様のお越しを心よりお待ちしております。