三笠ジオパーク

石炭産業見学ツアー~石炭今昔物語~を実施しました!

 9月21日(土)に石炭産業見学ツアーを実施し、市内外から22名の方にお越しいただきました。
「三笠の石炭にまつわる歴史」をテーマに、炭鉱遺構や現在も操業中の石炭露天掘り現場を見学しました。
 はじめに、三笠市立博物館の裏手にある野外博物館を見学し、石炭がどのようにできるのかという成り立ちについての話や、道内に現存するなかで最も古い立坑櫓「錦立坑櫓」ができた時代背景などを解説しました。
 

野外博物館内 錦立坑櫓見学の様子
 
 次は、三笠の大炭鉱時代を支えた炭鉱遺構が残る、旧奔別炭鉱を見学しました。かつて東洋一と呼ばれた立坑櫓は迫力があり、多くの参加者様がカメラを向ける姿が見られました。

 昼食は、三笠ジオパークをイメージした「ジオ弁」をご提供いたしました。参加者された方からは、「美味しかった」、「お弁当良かったです!」といった声を頂戴しました。
 

旧奔別炭鉱を見学する様子

 午後は、砂子炭鉱の露天掘りを見学しました。眼前に広がるのは石炭を含む地層や普段見ることのできない炭鉱用の重機など、迫力のある光景をご覧いただきました。
 当日は、タイミングも良く石炭採掘のための発破の様子を見ることができたほか、職員の方から最先端のICT活用方法についても紹介があり、とても貴重で充実したプログラムでした。
 ツアーにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
 また、操業中のお忙しい中、当ツアーにご協力いただきました砂子組の皆さま、ありがとうございました。
 

露天掘りの現場をお立ち台から見学する様子


採掘用の重機を間近で見学する様子