三笠市の石炭地下ガス化(UCG)事業の取り組みについて

 三笠市では、エネルギー政策の一環として石炭の地下ガス化(UCG)による地下資源の有効活用に関する取り組みを推進しています。これは、未利用石炭の有効活用を図ることで、エネルギーの地産地消や新たな産業の創出などにより地域活性化につなげることを目的としています。
 そのために、大規模な実証試験の実施や研究施設の誘致及び国内で実用化に向け、国をはじめとする関係機関に対し要望活動等を精力的に取り組んでいるほか、平成23年10月22日(土)には開庁130年記念事業として「石炭エネルギーシンポジウム」を開催し、市民や市外の企業などに向けて普及啓発活動を行いました。
 また、このシンポジウムの開催に先立ち、三笠市が事業委託をして、室蘭工業大学大学院工学研究科の板倉教授など学識経験者の皆様にご協力をいただき、市内の砂子炭鉱(奔別町)採掘敷地内において石炭地下ガス化の実証実験を2回にわたり実施しました。
 この石炭地下ガス化の仕組みですが、石炭層を直接燃焼させることで加熱された周囲の石炭層より発生する生産ガスを回収する方法で、地上から酸素や水蒸気等を送り込むことで、地中で発生した一酸化炭素や水素等を含む生産ガスを回収します(図参照)。
 この技術について、まだ日本国内では商業化の動きはありませんが、海外では南アフリカ共和国、カナダ、オーストラリア、ウズベキスタン等で実際に操業しているなど、決して夢の技術ではなく、さまざまな課題はありますが、国内においても実用化を目指すことが可能な技術であると考えています。
 三笠市では、今後ともこの石炭地下ガス化事業を重要政策の1つとして進めていくこととしています。

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