消火器について
消火器は初期消火の器具として最も一般的で身近なものです。 火災から大切な生命や財産を守るためにも、消火器について学んでおきましょう。 【消火器の使用方法】 1 初期消火に失敗した場合に備えて、避難路を確保する。 ※炎が天井面に到達しているような場合は消火器を使用せず、速やかに避難しましょう。 2 消火器を火災の起きている火元の近くまで運びます。 3 黄色の安全栓を引き抜きます。(火元から1.5m~2m程度離れた場所) 4 ホースをはずし、ホースの先端を持って火元に向けます。 5 レバーを強く握る。 ※レバーが固くて握れない場合は、消火器を地面に立て上から体重をかけて押すと出やすくなります。 6 手前からほうきで床を掃くように消火します。 【消火器の点検】 消火器を設置してもいざという時に使用できなければ意味がありません。また、そのまま放置していると事故の原因となります。以下の点に注意して消火器の点検を行いましょう。 ・安全栓が確実に装着されているか。 ・容器やキャップに変形や錆、腐食はないか。 ・ホースに詰まりやヒビ割れはないか。 ・ゲージの付いているものは、圧力値を示す針が正常値を示しているか。 ※消火器の容器に変形や錆、腐食などが見られる場合は使用を避け、専門業者に相談してください。 【消火器の廃棄について】 消火器は一般ごみとして処分することはできません。また、消防署では消火器の回収や廃棄は行っておりませんので、お買い求めになった販売店か、各メーカーにお問合せください。 |
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