山林や川などに行く方へ(ヒグマに関する注意喚起)
【ヒグマに出会わない】
〇 一人では入らず、鈴をつけたり手をたたくなど、音を出しながら歩きましょう。
〇 薄暗い時に入るのはやめましょう。
〇 クマのフンや足跡、食べ跡を見つけたらすぐに引き返しましょう。
【それでもヒグマに出会ってしまったら】
〇 遠くにクマを見かけたら、落ち着いて状況判断をし、クマがこちらに気づいてなければ、
その場を静かに立ち去りましょう。
〇 近づいてきた場合、クマから視線を離さないでください。クマの動きを見ながらゆっくり
後退し、リュックや服などの持ち物をそっと置くことで、クマの気を引くことができます。
※ 大声、走って逃げる、石投げは自殺行為です。クマを刺激しないことが重要です。
※ 子グマの後ろには必ず親グマがいます。子グマを見つけたら、絶対に近づかず、すみやか
に立ち去ってください。不用意に近づくと母グマの攻撃を受けます。
子グマは生後1年半~2年半まで、大きさにして大型犬以上になるまで、母親と一緒に行
動します。
【危険なヒグマをつくらないために】
〇 ゴミはヒグマを呼び寄せます。
残飯、生ゴミなどはクマにとっておいしいごちそうです。いったんゴミの味を覚えると、
それを目当てにゴミ捨て場に繰り返し出てきます。また人そのものに近づくようになりま
す。
普通のクマは人間を避けるものです。それをゴミによって引き寄せることで問題が起きま
す。クマの被害にあわないようにするために、そしてクマが人間に近づかないようにするた
めに、ゴミの後始末はきちんとしましょう。
【令和5・6年度の取組み】
〇「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を実施(令和6年2月~)
人里周辺に生息・繁殖するヒグマの低密度化及び人への警戒心の植え付けにより、ヒグマの人里への出没抑制を図るとともに、ヒグマ出没時に出動する熟練した捕獲者の減少・高齢化に対処するための人材育成を目的とした「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を実施しています。
〇箱罠を増設(令和6年4月)
人里や農地等に出没した問題個体の早期捕獲のため、箱罠を増設し、人里への出没抑制を図ります。
〇ヒグマ出没対処訓練(令和6年4月)
近年、ヒグマの出没が増えていることに伴い、関係機関の連携を目的に初めて実施したもので、岩見沢警察署、三笠市役所農林課、一般社団法人北海道猟友会三笠支部、空知総合振興局環境生活課から約20人が参加しました。
訓練では、ヒグマの足跡やフンの判別方法やヒグマが出没した際の連携について確認したほか、ヒグマ撃退スプレーの噴射を行いました。
【参考資料】
電話:01267-2-3996 FAX:01267-2-2145
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