【農林課】山林や川などに行く方へ(ヒグマに関する注意喚起)

雪解けが進み、ヒグマの行動が活発になってきています。

空知管内でもヒグマによる事故が発生していますので、山林や川に入られる方は下記の事項をご確認いただき、十分に注意してください。

 

また、令和741()531()は、春のヒグマ注意特別期間となっており、北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室のホームページで詳しく紹介されていますのでご確認ください。
 

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/higuma/tyuitokubetukikan.html



【ヒグマに出会わない】

 山菜採りや魚釣りなどで山林や川に入られる方は、

〇 一人では入らず、鈴をつけたり手をたたくなど、音を出しながら歩きましょう。
〇 薄暗い時に入るのはやめましょう。
〇 クマのフンや足跡、食べ跡を見つけたらすぐに引き返しましょう。

 

 【それでもヒグマに出会ってしまったら】


〇 遠くにクマを見かけたら、落ち着いて状況判断をし、クマがこちらに気づいてなければ、
その場を静かに立ち去りましょう。
〇 近づいてきた場合、クマから視線を離さないでください。クマの動きを見ながらゆっくり
後退し、リュックや服などの持ち物をそっと置くことで、クマの気を引くことができます。

※ 大声、走って逃げる、石投げは自殺行為です。クマを刺激しないことが重要です。
※ 子グマの後ろには必ず親グマがいます。子グマを見つけたら、絶対に近づかず、すみやか
に立ち去ってください。不用意に近づくと母グマの攻撃を受けます。
子グマは生後1年半~2年半まで、大きさにして大型犬以上になるまで、母親と一緒に行
動します。
 

 【危険なヒグマをつくらないために】

 

  〇 ゴミはヒグマを呼び寄せます。
残飯、生ゴミなどはクマにとっておいしいごちそうです。いったんゴミの味を覚えると、
それを目当てにゴミ捨て場に繰り返し出てきます。また人そのものに近づくようになりま
す。
普通のクマは人間を避けるものです。それをゴミによって引き寄せることで問題が起きま
す。クマの被害にあわないようにするために、そしてクマが人間に近づかないようにするた
めに、ゴミの後始末はきちんとしましょう。

【三笠市の近年の取組み】 

〇「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を実施(令和7年2月~5月)

人里周辺に生息・繁殖するヒグマの低密度化及び人への警戒心の植え付けにより、ヒグマの人里への出没抑制を図るとともに、ヒグマ出没時に出動する熟練した捕獲者の減少・高齢化に対処するための人材育成を目的とした「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を実施しています。

 〇箱罠を増設(令和64月)

 人里や農地等に出没した問題個体の早期捕獲のため、箱罠を増設し、人里への出没抑制を図ります。

 〇ヒグマ出没対処訓練(令和7年4月24日)

 近年、ヒグマの出没が増えていることに伴い、関係機関の連携を目的に令和6年度から実施しているもので、岩見沢警察署、三笠市役所農林課・生活安全センター、一般社団法人北海道猟友会三笠支部、空知総合振興局環境生活課から約30人が参加しました。

訓練では、近年のヒグマの出没状況や関係法令等について確認したほか、屋外で通報から捕獲までのフローの確認を行いました。

 

【参考資料】

 北海道環境生活部がヒグマとの共存を目的として作成したリーフレットがありますので、ご確認ください。

リーフレット「ヒグマとのおつきあい」


 

お問い合わせ先

三笠市役所 産業政策部農林課農林係
電話:01267-2-3996 FAX:01267-2-2145
E-mail:nourin@city.mikasa.hokkaido.jp