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【産業開発課】三笠市未利用エネルギー活用フォーラムを開催しました(R7.3.14)
令和7年3月17日
令和7年3月14日、三笠市民会館で『三笠市未利用エネルギー活用フォーラム(第15回石炭資源活用研究会)』を開催しました。(道外向けにオンライン配信も実施)
【満席となった会場】
当日は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の堀口柊様、室蘭工業大学大学院の板倉賢一特任教授、NPO法人地下資源イノベーションネットワークの出口剛太理事長の3名を講師に招き、三笠市が室蘭工業大学などと連携して取り組む、石炭の地下ガス化や二酸化炭素の地下固定化による「H-UCG事業※」に向けた調査・研究の成果について報告いただきました。
※ H-UCG~ハイブリッド石炭地下ガス化の略称。低炭素水素の製造を目指す。
はじめに、NEDO堀口様より、NEDOの機構概要や、国が目指す水素社会実現に向けた取り組み、NEDOとして実施している水素関係の事業などについて紹介がありました。
【水素社会実現に向けた取組みについて説明する堀口様】
続いて、板倉特任教授より、現在進行中のNEDO助成事業(三笠市H-UCGによるブルー水素サプライチェーン構築実証事業)の、審査前後の変更内容や、令和7年度に実施予定の実証の内容、事業全体の安全性・将来性などについて報告がありました。
【H-UCG事業の経過、来年度の実証内容について説明する板倉特任教授】
最後に、出口理事長より、弥生双葉町で昨秋実施した「CO₂地下固定化実証」について報告がありました。令和4年度に掘削したCO₂の圧入井を、50m追加掘削して新たな採掘跡に到達し、CO₂の24時間連続注入に成功した旨の報告がありました。
【二酸化炭素地下固定化実証の成果を報告する出口理事長】
三笠市では、水素を活用した産業創出および新たなまちづくりに向けて、H-UCGの取組を引き続き推進して参ります。
【配布資料】
講演①「国が進める水素の利活用について」
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 堀口柊様
→ 配布資料(PDF)
講演②「水素社会実現に向けた三笠市H-UCG事業の方向性」
室蘭工業大学大学院工学研究科 板倉賢一特任教授
→ 配布資料(PDF)
講演③「CO₂地下固定化実証の成果」
特定非営利活動法人地下資源イノベーションネットワーク 出口剛太理事長
→ 配布資料(PDF)
※ 配布資料はPDFでご覧いただけます。(画面共有資料とは内容が一部異なります。)
電話:01267-3-7090
FAX:01267-2-7880