北海道三笠市

(IV)こだわりプラン

このプランは、都市像を実現するために、特に重要性が高く市民ニーズの強い課題を重点的に取り組んでいくために、各分野の事業を横断的に連携させ、相乗効果が上がることをねらいとしたプランです。

子ども・若者、三笠大好きプラン

1. 子ども・若者、三笠大好きプラン

基本的な方向

 過疎化、少子化の進行により、将来の担い手である子どもや若者がどんどん減少しています。子どもや若者は、まちの担い手ばかりではなく、まちの活気であり、将来への希望でもあります。

 あちらこちらの家から、赤ちゃんの泣き声が聞こえ、子どもたちが元気に公園を走り回るまちにするため、安心して子どもが育てられるとともに、若者が住みたくなる環境づくりを、市民みんなで進めます。

主な事業

  1. わが子に贈る「20年後のメッセージ」事業
  2. 児童館の設置
  3. 「子育て支援センター」の開設
  4. 「放課後児童クラブ」の開設
  5. 特別保育の実施(一時保育事業・障害児保育事業)
  6. 休日に子どもを預かる「育児ママ紹介事業」の実施
  7. 入学前児童による学芸会「エンゼルまつり」の開催
  8. 入学前児童による運動会「ちびリンピック」の開催
  9. 地元産品の活用による「給食グルメ」事業
  10. 自然の中でたくましい子どもを育てる「やんちゃネイチャー」事業
  11. 空からのぐるりまちめぐり事業
  12. ボランティア活動体験機会などの拡充
  13. 世界の人との交流機会の拡充
  14. 有名選手によるスポーツ教室「めざせ!プロの道」の開催
  15. 子どもと有名芸術家交流事業
  16. 環境学科など専門学科設置による「三笠高校存続運動」の展開
  17. 若者定住促進事業
  18. 民間アパート建設支援事業
  19. 民間宅地開発支援事業
  20. 小中一貫教育の実施
  21. 三笠工業団地内住宅団地と学校間にスクールバスの運行
  22. 幼保一元化の実施

2. 長寿、はつらつプラン

基本的な方向

 超高齢社会、人生80年時代を迎え、仕事や子育てから現役をはなれた方の知識や経験が、地域社会で活かされることが大切です。

 その持てる力と情熱を、地域社会のさまざまな場面で活かすことにより、生きがいを持ってはつらつと暮らせる環境づくりを、市民みんなで進めます。

主な事業

  1. いきいき体づくりサポート事業(運動実践メニューづくり)
  2. 社会参加の促進
  3. ことぶき大学の開催
  4. 老人語り部の育成確保
  5. 老人語り部「昔の遊びや昔話」伝承事業

3. 冬、快適プラン

基本的な方向

 豪雪地帯に住む私たちにとって、いかに快適な冬をすごすかが一番身近な問題です。除排雪からの作業負担を軽減するとともに、時には雪を楽しむ生活が必要です。

 また、雪を生活に利用することも視野に入れ、快適な冬の生活ができる環境づくりを、市民みんなで進めます。

主な事業

  1. 除雪マナーの啓発
  2. 排雪回数の増と歩道除雪の充実
  3. 除排雪機械整備事業
  4. 「ぬくもり除雪サービス事業」の実施
  5. 冬を快適にすごせる住宅環境の創出
    1. 公営住宅ストック総合活用事業(公営住宅建替など)
    2. 公営・改良住宅除却による堆雪スペースの確保
    3. 民間によるケアハウスなどの建設支援

4. 人、やる気がんばりプラン

基本的な方向

 まちを創るのは人です。このまちに住む私たちがやる気を失えば、まちに活気はなくなります。まちに活気を取り戻すには、まず、私たちがやる気を起こさなければなりません。

 新時代を担う元気でやる気のある創造性豊かな人材をより多く育て、その豊かな発想を活かすことができる環境づくりを、市民みんなで進めます。

主な事業

  1. 商工業等元気支援事業
  2. 新製品開発支援事業
  3. まちづくり大学「志学館」の開設
  4. まちづくり人材育成研修会などの開催
  5. やる気人づくり事業
  6. 「パワーアップ委員会」の開催
  7. ボランティア登録制度(『まちのお助け隊』)の設立促進
  8. 新規産業発掘プロジェクトの設置
  9. 産業クラスターの構築
  10. 三笠塾の開設
  11. まちづくりセンターの設置
  12. 新たな交流イベントの展開
  13. 市民活動への支援

5. 三笠ブランド、発信プラン

基本的な方向

 自然、人、もの、仕組などさまざまな分野において、三笠ならではの顔、個性を創り、「三笠ブランド」として発信し、「三笠」をより多くの人に知ってもらうことは、市民の誇りとなり、経済社会発展につながります。

 わがまち「三笠」を、市民みんなでどのようにアピールし有名にするかを考え実行します。

祭りの写真

主な事業

  1. 農産物の付加価値を高める農業クラスター形成への支援
  2. 伝統産業づくり支援事業
  3. 三笠ニュースポーツの開発普及
  4. 名前・地名の「みかさサミット」の開催
  5. 北海盆踊りにこだわるまちづくり
    1. 「北海盆唄全国大会」の開催
    2. 日本一の「北海盆踊り大会」の開催
    3. 子どもたちへの北海盆踊り普及事業の実施
  6. 歴史にこだわるまちづくり
    1. 遊休施設活用による炭鉱資料館の開設
    2. IT仮想歴史博物館の開設
    3. 三笠の歴史絵本・マンガの作成
    4. 「まちぐるみ歴史博物館」の推進
    5. 歴史探索ツアーの実施
    6. 歴史街道(ヒストリーロード)づくりの推進
    7. 歴史観光ネットワーク整備
    8. 炭鉱遺産の利活用(市民活動への支援、芸術家などの招致)
    9. 大学との連携による歴史資源活用の研究
    10. 博物館の拡充整備
  7. アンモナイトにこだわるまちづくり
    1. 「アンモナイトフェスティバル」の開催
    2. 古生物学会の開催誘致
    3. 化石ツアーの実施
    4. アンモナイトマラソンの開催
    5. 大学等の地質関連研究所などの誘致
  8. クリーンにこだわるまちづくり
    1. 「市民による植花・除草運動」の展開
    2. 「ごみゼロ運動」の展開
    3. 未利用エネルギーの活用研究
  9. グリーンにこだわるまちづくり
    1. 幾春別川緑の回廊づくり事業の支援
    2. 緑化推進事業
    3. ヌッパせせらぎ公園整備
  10. 農業観光(ワインを軸とした観光・イベントの開催)の展開
  11. クリーン農業の推進
  12. ファームセンターをPR発信の場に転換

お問い合わせ先

【第7次三笠市総合計画についての問い合わせ先】
三笠市役所 企画経済部企画振興課企画係
電話:01267-2-3182 FAX:01267-2-7880
E-mail:kikaku@city.mikasa.hokkaido.jp