今年も市内や近隣市でヒグマが目撃されており、人身事故が発生した地域もあります。
夏は野山で食べ物が少なくなり、農作物の被害が出やすい時期となるため、注意が必要となります。
山林や川に入られる方は下記の事項をご確認いただき、十分に注意してください。
また、ヒグマは嗅覚が敏感で食べ物への執着が非常に強い動物です。ヒグマの生息範囲に近い地域ではご家庭の生ごみなどを屋外に置いておくだけでヒグマを引き寄せる要因の一つになります。
生ごみなどの管理についても十分に注意しましょう。
【ヒグマに出会わない】
〇 一人では入らず、クマ鈴を身につけ、ラジオ等で音を出しながら歩きましょう。
〇 薄暗い時に入るのはやめましょう。
〇 クマのフンや足跡、食べ跡を見つけたらすぐに引き返しましょう。
【それでもヒグマに出会ってしまったら】
〇 遠くにクマを見かけたら、落ち着いて状況判断をし、クマがこちらに気づいてなければ、
その場を静かに立ち去りましょう。
〇 近づいてきた場合、クマから視線を離さないでください。クマの動きを見ながらゆっくり
後退し、リュックや服などの持ち物をそっと置くことで、クマの気を引くことができます。
〇 クマスプレーで対処できる場合もありますので、取り扱い方法を学び、携帯するようにしましょう。
※ 大声、走って逃げる、石投げは自殺行為です。クマを刺激しないことが重要です。
※ 子グマの後ろには必ず親グマがいます。子グマを見つけたら、絶対に近づかず、すみやか
に立ち去ってください。不用意に近づくと母グマの攻撃を受けます。
子グマは生後1年半~2年半まで、大きさにして大型犬以上になるまで、母親と一緒に行
動します。
【危険なヒグマをつくらないために】
〇 ゴミはヒグマを呼び寄せます。
残飯、生ゴミなどはクマにとっておいしいごちそうです。いったんゴミの味を覚えると、
それを目当てにゴミ捨て場に繰り返し出てきます。また人そのものに近づくようになりま
す。
普通のクマは人間を避けるものです。それをゴミによって引き寄せることで問題が起きま
す。クマの被害にあわないようにするために、そしてクマが人間に近づかないようにするた
めに、ゴミの後始末はきちんとしましょう。
【三笠市の近年の取組み】
〇「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を実施(令和8年2月~5月)
人里周辺に生息・繁殖するヒグマの低密度化及び人への警戒心の植え付けにより、ヒグマの人里への出没抑制を図るとともに、ヒグマ出没時に出動する熟練した捕獲者の減少・高齢化に対処するための人材育成を目的とした「人里出没抑制等のための春期管理捕獲」を実施しています。
〇箱罠を増設(令和8年4月)
人里や農地等に出没した問題個体の早期捕獲のため、箱罠を増設し、人里への出没抑制を図ります。
〇ヒグマ出没対処訓練(令和8年7月16日)
近年、ヒグマの出没が増えていることに伴い、関係機関の連携を目的に令和6年度から実施しているもので、岩見沢警察署、三笠市(農林課・建設課・生活安全センター)、一般社団法人北海道猟友会三笠支部、空知総合振興局環境生活課から約20人が参加しました。
訓練では、関係法令の確認や過去の出没事例の紹介やディスカッションを行いました。

【参考資料】

