令和3年9月定例会で「三笠市食のまちづくり基本条例」が制定されました。条例は令和4年4月1日から施行されます。
1.三笠市食のまちづくり基本条例とは?
三笠市食のまちづくり基本条例は、平成29年から策定を進めて、市民の皆様をはじめ、関係者や関係団体のかたがたと意見交換を重ね策定しました。
この条例は、子どもから大人まで市民一人ひとりの「健全で豊かな食生活の向上(市民の健康づくり)」と「食を通じた地域の活性化(食を通じた産業、経済、農業、観光の発展)」を目指して、魅力ある食のまちづくりに取り組むためのものです。
2.条例制定の背景
三笠市は、明治の原野に鍬を入れ、切り株を起こし、田畑を拓き、野菜づくりを進めたたくさんの農民の努力によって、多くの道民の健康と体力づくりに寄与し、北海道の食及び周辺地域の農業に大きな影響を与えてきた歴史を誇るとともに、平成24年度に開校した北海道三笠高等学校は、社会で活躍できる幅広い視野を持った食のプロフェッショナルを育成するなど、「食」のちからにあふれたまちです。
こうした本市の特性を生かし、食のまちづくりに取り組むため、この条例を制定したものです。
3.三笠市食のまちづくり基本条例の特徴
この条例は、上記のような三笠市の特性や地域資源を生かした、北海道では初となる”食のまちづくり”を推進する条例です。
食のまちづくりに関する基本理念及び役割等を定め、これを総合的かつ計画的に推進することにより、市、市民、教育関係者等、事業者及び関係団体が食の活用による地域の活性化に主体的に参画し、又は協働して取り組み、魅力ある食のまちづくりを進めていきます。
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