北海道三笠市

【産業開発課】第12回三笠市石炭資源活用研究会を開催しました。

 令和4年3月29日、第12回三笠市石炭資源活用研究会を三笠市民会館およびオンラインで開催しました。
今回は、室蘭工業大学大学院工学研究科の板倉賢一特任教授、NPO法人地下資源イノベーションネットワークの出口剛太理事長に登壇いただき、昨年夏に市内で行われた基礎実験の内容と成果について報告をいただいたほか、令和4年度に実施を予定している、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から市や大学などが委託を受けて実施される「水素製造・利活用に関する調査事業」と、ヤフー株式会社から受領した寄附金や国の交付金などを活用して実施する「二酸化炭素の地下固定実験」の計画について発表頂きました。
また、この計画の理解を深めるために、水素の身近な利用方法や二酸化炭素の固定方法について、板倉教授よりデモ実験が披露されました。

 新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった今回は、感染拡大防止のために市民会館とオンラインとの同時開催となりましたが、市民や研究会員、道内外企業の方など計150人の方に参加いただき、石炭を活用した水素製造による新たなまちづくりの可能性に期待が高まる研究会となりました。
 

※報告内容の詳細については、下記の資料をご参照ください。

【日時】令和4年3月29日(火) 午後3時から4時まで

【場所】三笠市民会館202号室 および オンライン(Zoom)

【報告内容】
(1)水素社会の実現へ『未利用資源を活用したH-UCG』
室蘭工業大学大学院工学研究科 板倉賢一特任教授

(2)基礎実験の成果と脱炭素化へのチャレンジ
NPO法人地下資源イノベーションネットワーク 出口剛太理事長
 

 

 


 

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