北海道三笠市

【産業開発課】令和6年度 二酸化炭素地下固定化実証の一般公開を行います

 三笠市では、石炭などの未利用で豊富なエネルギーの活用を目指し、H-UCG事業に取り組んでいます。本事業では、石炭をガス化し、水素を製造する際に発生する二酸化炭素(CO₂)への対応として、CO₂の地下への埋め戻しを計画しています。令和4年度に引き続き、CO₂地下固定化実証を行い、その様子を一般公開します。

H-UCG事業の概要はこちら


令和6年度三笠市CO₂地下固定化実証の概要

  市内弥生双葉町内の地下には、幌内炭鉱の石炭採掘跡が広がっています。令和4年度にCO₂地下固定化実験を行った弥生双葉町の坑井(地下約430m)を活用し、更に深い位置にある炭層まで掘り下げ、より多くのCO₂を圧入することを目的に実証を行います。
 CO₂は水に溶け、かつ石炭に吸着する性質を持ちます。この実証では、CO₂をマイクロバブルと呼ばれる目に見えない大きさの泡の状態で水に溶解させることで、CO₂マイクロバブル水を作り、これを地下に送り込む方法と、CO₂と反応して固化するスラリー材を地下に送り込み、地下でCO₂マイクロバブル水と反応させて固化(炭酸カルシウム化)させる方法でCO₂を地下に固定化させます。
 
  令和6年8月上旬から掘削を開始し、目標としていた幾春別層4番層採掘跡が480m付近で見つかり追加掘削が完了したため、4番層採掘跡にマイクロバブル水及びスラリーを圧入します。
実証のイメージ図

令和4年度 CO₂地下固定化実証の概要はこちら

 

一般公開の概要

【日時】
令和6年10月7日(月) ①13:30~14:30 ②14:30~15:30 ③15:30~16:30

【料金】無料

【受付方法】
視察をご希望される場合は、以下区分のとおりお申込みください。

三笠市民

当日、現地で受付します。事前のお申込みは不要です。

企業または団体

令和6年9月20日(金)までに、企業又は団体名、ご所属、参加予定者のお名前、視察ご希望日時をメール(sangyok@city.mikasa.hokkaido.jp)でご教示ください。

【ご留意いただきたい事項】
・ヘルメットがございましたらご持参をお願い申し上げます。
※現地にもご用意しておりますが、数に限りがございます。
・動きやすい服装でお越しください。
・実験会場内の駐車スペースをご利用ください。
・実験内容については、現地の判断で急きょ変更になる場合がございますので、
 ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。
・当該実証試験の記録映像を作成するため、一般公開当日は見学の様子を撮影し、
記録映像内で使用させて頂くことをご了承ください。

お問い合わせ先

産業政策推進部産業開発課
電話:01267-3-7090
FAX:01267-2-7880