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明治から続く牧場を引き継ぐために(岩見沢市から移住)

 

三笠に移住したきっかけを教えてください

近隣の岩見沢市を拠点に酪農ヘルパーをしていた際、担当エリアだった三笠市の竹内牧場(明治時代から4代続く)が後継者を募集していて「自分にやらせてもらえないですか?」と持ち掛けたのが、きっかけです。元々、三笠市での酪農の歴史は古く、明治時代から複数の酪農家が牧場を運営していて、市の中心部にはミルクプラントもあり、クミアイ牛乳という商品名で発売もしていましたが、牧場は徐々に減っていき、現在は竹内牧場を含めて2軒しか残っていない状況です。その酪農の火を消さない為にも、引き継ぐことを決心しました。


牧場の仕事で嬉しかったこと、大変なことを教えてください

毎朝5時から7時半、毎夕17時から19時の時間帯で牛舎の掃除、搾乳、餌やり、寝床の藁の交換を行っています。各作業のポイントとしては、掃除は前日のエサをリセットし衛生環境の維持を行います。搾乳は機械を付ける前に1頭毎に乳頭をマッサージします。こうすることでオキシトシンが分泌されて乳の出が良くなり、1頭から1度に15リットル前後搾乳し、これを1日2回12時間の間隔で行っています。エサは市内の豆腐工場から分けていただいているオカラ、配合飼料、敷地内で栽培している牧草を与えています。牛がエサを食べている隙を見計らって、寝床の古い藁を回収して新しい藁に入れ替えます。古い藁は糞と合わせて、捨てずに堆肥として再利用しています。
このルーティンの作業以外に日中は、夏場は牧草栽培や麦わらロール(牛の寝床に敷く藁)の作成、地域イベントへの参加、冬は雪かきなどを牛舎周辺で行っています。

嬉しいことは、やはり子牛が生まれる瞬間に立ち会えること。また牛乳の生産量が上がるのもやりがいを感じます。

大変なことは、牛の体調管理です。乳の出に影響してくるので、良い環境で生育する様に細心の注意を払っています。また、これはしょうがないことですが生き物を相手にしている仕事の性質上、定期的な休みを取るのが難しい点です。

任期終了後は、引き継いだ牧場の運営に加えて、体験型ファームステイ、アイスクリームの製造販売、ゆくゆくは三笠近郊では初となるチーズ工房を開業する展望を持っています。

三笠の魅力について教えてください

三笠市を代表する炭鉱遺産をはじめとしたジオパークが好きで、パーク内を案内してくれるツアーやイベントによく参加しています。三笠名産の食べ物は沢山ありますが、特徴的な粘土質の土壌から採れる地元産のコメが美味しすぎて、三笠に移住してから10kgも太ってしまいました(笑)。三笠は都会が適度に近く、田舎の暮らしや牧場がある風景も楽しめる絶妙の立地条件も魅力ですね。
※インタビューの内容は、取材日(2020.3.4)現在のものです。

お問い合わせ先

企画財政部政策推進課
電話:01267-2-3182
FAX:01267-2-7880

お問い合わせ

三笠市企画財政部政策推進課定住対策係

〒068-2192 北海道三笠市幸町2番地 電話 01267-2-3182

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