野外博物館
※野外博物館は「三笠ジオパーク」のジオサイト(見学場所)の一つ「野外博物館コース」となっています。見学できる地層や炭鉱遺跡などのより詳しい解説は、こちらへ
野外博物館は、1938年(昭和13年)から1956年(昭和31年)まで、桂沢(現在の桂沢湖がある周辺)で切り出した伐採木の搬出に用いられた森林鉄道の線路跡を利用して、動植物や地層の観察をすることができるサイクリングロード(全長1.2km)として整備したものです(歩行者と自転車しか入れません)。
ここでは垂直に隆起した泥岩、砂岩、礫岩(れきがん)からなる約1億年前の白亜紀層と、石炭層を含む約5,000万年前の古第三紀層を観察することができます。
博物館本館建物の東側が始点となっており、全長は1.2kmあるため、徒歩で往復40分ほどかかります。
露頭には柵が設置してありますが、落石などの恐れがあり、危険なので柵の外側には絶対に入らないでください。また露頭を崩したり、岩石や植物を採集することもできません。
ご注意: 野外博物館は例年11月頃から5月上旬頃まで雪のために閉鎖していますが、その年の気候によっても閉鎖期間が変わりますので、詳しくはお問い合わせください。さらに、オープン期間中でも多量の雨が降った場合など、施設点検のために適宜閉鎖を行うことがありますのでご了承ください。

石狩層群幾春別層

狸掘跡

※危険ですので柵越しにしか観察できません。
ひとまたぎ覆道

神泉隋道(しんせんずいどう)

電話:01267-6-7545
FAX:01267-6-8455