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令和4年度特別展『翼 ~空を飛ぶ翼竜と鳥類の進化~』

 1972年、三笠市から発見された骨の化石が、恐竜時代に空を飛んでいた爬虫類「翼竜」の足の骨であることが判明しました。これが、日本初の翼竜化石の発見でした。
 2000年には、三笠市から、恐竜時代の鳥類の化石が発見されたことが発表されました。この鳥類化石は、ペンギンのように空を飛ぶことはできず、水中を泳ぐ海鳥のもので、太平洋地域では初めての発見でした。

 三笠市から発見される化石といえば、アンモナイトが特に有名ですが、実はこのように、翼竜や絶滅した鳥類の化石も発見されています。
 そこで令和4年度特別展では、翼竜・鳥類そして鳥類の祖先に近縁な羽毛恐竜の標本 約70点を展示し、空へと羽ばたいた動物たちの不思議な進化についてご紹介します。



みどころ

“ラプトル”たち

 今年も新作が公開される映画シリーズにも登場する、有名な肉食恐竜“ラプトル”は、実は現在見られる鳥の祖先にもっとも近い恐竜です。特に、“ラプトル”のなかまで、世界ではじめて化石が発見・命名されたのが、「ドロマエオサウルス」です。命名されたのは1922年のことで、今年がちょうど100周年にあたります。この“ファースト・ラプトル”ドロマエオサウルスの全身復元骨格に加えて、近縁な種類のヴェロキラプトルやミクロラプトルの化石レプリカを展示します。
 

 

多様な姿の翼竜

 翼竜は、恐竜と同じ時代に生息していました爬虫類ですが、恐竜ではありません。骨を持つ動物の中では、最初に空を飛ぶようになったグループであり、また、地球の歴史上、空を飛べる動物としては最大の種類を含んでいます。
 この翼竜たちは、姿かたちが多様に進化したのも特徴です。今回の特別展では、もっとも原始的な翼竜エウディモルフォドンから、数百本のブラシのような歯を持つプテロダウストロ、特徴的な形のトサカを持つトゥプスクアラなど、不思議な姿をした翼竜の骨格模型を多数展示します。


“怪鳥”プテラノドンサイズの鳥類

 翼竜の中には、現在のジェット戦闘機に匹敵する大きさにまで進化したものがいます。
 しかし、ここ10年ほどの間で、鳥類も巨大化という点で、翼竜に引けを取らないことが明らかになりました。有名な翼竜プテラノドンに匹敵する大きさを持ち、しかも、くちばしの縁がギザギザになって、歯の代わりとして使う、という奇妙な絶滅鳥類「ペラゴルニス」のほぼ完全な状態の化石が、相次いで発見されたのです。
 今回の特別展では、そんな鳥類の進化史上最大の種、ペラゴルニス・チレンシス(2010年命名)とペラゴルニス・サンデルシ(2014年命名)という2種の頭骨化石レプリカを展示し、その大きさを体感することができます。


観覧料

 特別展の開催期間中のご入館には、通常の入館料に加えて、特別展観覧料100円が追加されます。特別展観覧料を含んだ料金は、以下の通りです。
  個人 団体(20名以上)
  一般
(高校生以上)
小中学生 一般
(高校生以上)
小中学生
博物館のみ 550 円 250 円 460 円 220 円
3巻共通券
三笠鉄道記念館
三笠市文化芸術振興促進施設
850 円 450 円 750 円 400 円


協力

神流町恐竜センター/群馬県立自然史博物館/札幌市博物館活動センター/中川町エコミュージアムセンター/北海道大学植物園/北海道大学総合博物館/北海道博物館/松岡 廣繁(京都大学)/三笠市立博物館ボランティアの会(五十音順)
プロダクション統括:松井 久美子(Smithsonian National Museum of Natural History)


ご注意

  • 新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、事前の予告なく、特別展の内容・会期を変更したり、中止したりする場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • 三笠市立博物館での新型コロナウイルス感染症への対策については、こちらをご覧ください。

お問い合わせ先

市立博物館
電話:01267-6-7545
FAX:01267-6-8455

〒068-2111 北海道三笠市幾春別錦町1丁目212-1 電話 01267-6-7545 FAX 01267-6-8455
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月30日~1月4日)