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令和5年度企画展「北海道のアンモナイト サントニアン編」

 
もくじ
  展示概要
  サントニアン期とは
  企画展詳細
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展示概要

三笠市立博物館と、三笠市立博物館ボランティアの会が共催する企画展シリーズ「北海道のアンモナイト」が、2024年3月2日(土)から5月12日(日)まで開催されます。
この企画展では、ボランティアの会会員が所蔵する、北海道産アンモナイト化石約200点を展示しています。今年は、白亜紀の中でも「サントニアン期」という時代に生息していた種類を展示します。
個人所蔵のため、この企画展でしか見ることのできない、魅惑のアンモナイト化石をぜひご堪能ください。

 

サントニアン期とは

北海道で、アンモナイト化石が豊富に産出する地層は、中生代白亜紀という時代に堆積したものです。この白亜紀は、今から約1億4500万年前から約6600万年前までの,およそ8000万年間という、非常に長い期間を指すため、その中ををさらに細かく12の時代に分けます。「サントニアン期」というのは、その白亜紀を細かく区分した時代のひとつで、古い順に10番目、今からおよそ8630万年〜8360万年前を指します。

 
サントニアン期を特徴づけるアンモナイトとしては、テキサニテスの仲間が挙げられます。殻表面に突起をたくさん生やした種類で、その突起の数などから、いくつもの種類に分けられます。サントニアン期には、このテキサニテスの仲間が、日本をはじめ、世界中の海で繁栄をしていました。


  
その一方で、サントニアン期には、日本を含む北太平洋地域で、固有のアンモナイトもたくさん出現しました。例えば異常巻きアンモナイトでは、ポリプチコセラスという、トロンボーンやペーパークリップのように、まっすぐ伸びては逆方向へのターンを繰り返す殻を持った種類が非常に栄えていました。
 
 
今回の企画展では、こうしたサントニアン期のアンモナイトを約200点展示します。いずれも、会員の皆さんが道内各地で採取した個人コレクションであり、今回の企画展以外ではご覧いただくことができません。この貴重な機会にぜひ、三笠市立博物館まで足をお運びください。
 

企画展詳細

【日 時】3月2日(土)~5月12日(土)
【場 所】三笠市立博物館 多目的ホール
【展示数】約200点
【料 金】入館料のみでご覧になれます。
【主 催】三笠市立博物館・三笠市立博物館ボランティアの会


皆様のご来場を心よりお待ちしております!


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お問い合わせ先

市立博物館
電話:01267-6-7545
FAX:01267-6-8455

〒068-2111 北海道三笠市幾春別錦町1丁目212-1 電話 01267-6-7545 FAX 01267-6-8455
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月30日~1月4日)