
【終了】究極のリアル、空前絶後!アンモナイトの山
本特別展は終了しました
この特別展の目玉の展示の一つが「アンモナイト山」です。
これは北海道からたくさんの多種多様なアンモナイト化石が産出する、ということを一目で納得していただくことを目的に製作したモニュメントです。
この山は北海道産のアンモナイトの化石だけを積み上げて作られています。山の内部にも、ただの岩などの混ぜ物はなく、100%ピュアの、アンモナイトだけでできた山です。ある意味「究極のリアル」と言えるでしょう。
直径2.5m、高さ1.1m、推定重量2t以上、1000個以上ものアンモナイトを使用しています。
このような展示は国内初ですし、恐らく世界でも初だと思われ、そしてこれからも二度と作られないだろうことを考えると「空前絶後」の展示と言えます。


使用されたアンモナイトは全て当館に収蔵されているものです。
当館収蔵のアンモナイトは展示用と教材用に分けられています。教材用は破損が著しかったり、変形していたり、展示には不向きな標本を、教育目的のイベントや貸出用などの目的で収蔵しているものです。近年、教材用の標本の収蔵数が多くなってきたのですが、残念なことにこれらは皆様にお見せする機会がほぼありません。そこで、こうした機会を設けて皆様に見ていただく事にしました。
以下に、その製作過程を初公開いたします。一連の写真を見てわかるように、全部人力で組み上げています。推定重量2t以上から想像できるように、製作が大変だったことは言うまでもありません。
なお、製作にあたっては、三笠市立博物館ボランティアの会会員の絵内もとき・りょう子さんに全面的にご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

床に敷いたタイル・カーペットの上に、絵内さん指導のもとアンモナイトを置いてゆきます。内部は見えなくなってしまうので、なるべく容積を稼ぐためにも、大型で、あまり見栄えがあまりよくないアンモナイト配置しました。これらのアンモナイトは重いものでは40kg以上あります。運ぶのは辛い作業です。

山を作るために、市内各所の収蔵施設から軽トラックなどを利用して、約1ヶ月かけて会場にアンモナイトを運び込み、集積しておきました。重いアンモナイトも多いので、とても辛い1ヶ月でした。これらのアンモナイトを次々に積み上げて行きます。

写真提供:絵内もとき氏
山の内部には主として骨組みとなる大型のアンモナイトを仕込んで行きます。組むときにアンモナイト同士を擦り合わせると傷がついてしまうので、擦らないよう慎重に積んで行きます。

さらに積み上げて行きます。全周を均等に積んで行くと、中心部に手が届かなくなるので、アプローチ路を確保する目的で、所々にプラスチックコンテナを置き、そこには作業の中盤まではアンモナイトを積まないようにします。

だんだん手が届かなくなってくるので、中心部は積み上げにくくなって行きます。左奥に積み上げられたコンテナは、材料となるアンモナイトが収容されていたコンテナの一部です。
たくさん集積しておいたつもりだったのですが、積み上げてゆくと予想以上にアンモナイトを消費して行きます。やがて、アンモナイトが不足していることがわかり、急ぎ本館2階にあった予備アンモナイトを使用することに。台車を使って何往復も輸送して何とか凌ぎました。急いで運んだので、とても腰に負担がかかりました。辛かった。
たくさん集積しておいたつもりだったのですが、積み上げてゆくと予想以上にアンモナイトを消費して行きます。やがて、アンモナイトが不足していることがわかり、急ぎ本館2階にあった予備アンモナイトを使用することに。台車を使って何往復も輸送して何とか凌ぎました。急いで運んだので、とても腰に負担がかかりました。辛かった。

写真提供:絵内もとき氏
仕上げに近づいてきました。山を作る骨組みとなった大型アンモナイトの間に、「化粧」となる見栄えのよい中〜小型のアンモナイトをどんどん配置して行きます。アンモナイト山を作る作業の中で、最も楽しい時間でした。
仕上げに近づいてきました。山を作る骨組みとなった大型アンモナイトの間に、「化粧」となる見栄えのよい中〜小型のアンモナイトをどんどん配置して行きます。アンモナイト山を作る作業の中で、最も楽しい時間でした。

さらに、中〜小型のアンモナイトを配置して行きます。特別展が終わった後、片付ける時のことを考えて、ほとんど全てのアンモナイトには、どの収蔵場所から運んできたアンモナイトなのか、わかるようにマーキングがついています。数が多いだけにマーキングをするのも大変な作業でした。

写真提供:絵内もとき氏
完成してご満悦のスタッフたち。材料となるアンモナイトを会場に持ち込むのは1ヶ月かかりましたが、組み上げそのものは、正味5時間かからずに完成しました。
恐らく、このような展示は2度と作られないと思います。この機会を逃すと一生見ることはできないでしょう。皆様、ぜひご来館いただき、ご自分の目で「アンモナイト山」をご覧になってください。
本特別展は終了しました
完成してご満悦のスタッフたち。材料となるアンモナイトを会場に持ち込むのは1ヶ月かかりましたが、組み上げそのものは、正味5時間かからずに完成しました。
恐らく、このような展示は2度と作られないと思います。この機会を逃すと一生見ることはできないでしょう。
本特別展は終了しました
電話:01267-6-7545
FAX:01267-6-8455