
令和7年度企画展「北海道のアンモナイト 〜マーストリヒチアン編〜」
| もくじ | |
| 展示概要 | |
| マーストリヒチアン期とは | |
| 会員お気に入り化石 | |
| 企画展詳細 | |
| 関連記事 | |
展示概要
三笠市立博物館と、三笠市立博物館ボランティアの会が共催する企画展シリーズ『北海道のアンモナイト 〜マーストリヒチアン編〜 プラス お気に入り化石』が、2026年3月1日(日)から5月10日(日)まで開催されます。この企画展シリーズでは、ボランティアの会会員が所蔵する、北海道産アンモナイト化石を展示しています。今回は、白亜紀の中でも「マーストリヒチアン期」という時代に生息していた種類のアンモナイト化石に加え、会員それぞれが「お気に入りの化石」を出展し、約160点の化石を展示します。
個人所蔵のため、この企画展でしか見ることのできない、魅惑のアンモナイト化石をぜひご堪能ください。

(この写真は過去の展示のものです)
マーストリヒチアン期とは
北海道で、アンモナイト化石が豊富に産出する地層は、中生代白亜紀という時代に堆積したものです。この白亜紀は、今から約1億4500万年前から約6600万年前までの,およそ8000万年間という、非常に長い期間を指すため、その中ををさらに細かく12の時代に分けます。「マーストリヒチアン期」というのは、その白亜紀を細かく区分した時代のひとつで、12番目、すなわち白亜紀の最後の時代区分です。今からおよそ7210万年〜6600万年前という期間に当たります。
このマーストリヒチアン期は、恐竜の中でも随一の人気を誇る、ティラノサウルスやトリケラトプスが生息していました。しかし、マーストリヒチアン期の終わりには、恐竜をはじめ、首長竜やモササウルス、翼竜、そしてアンモナイトなどがほぼ全て絶滅してしまいました。
北海道では、このマーストリヒチアン期の地層が見られる地域は、それほど多くありません。しかも、マーストリヒチアン期を通じて、発見されるアンモナイトの種類もどんどん少なくなっていきます。そのため、この時代のアンモナイト化石は、比較的珍しいものと言えます。

ゴードリセラス・ハマナケンゼ。北海道のマーストリヒチアン期のアンモナイトとしては比較的多く見られる種。
とはいえ、そんな時代でも、繁栄したアンモナイトがいないわけではありません。例えば、パキディスカスの仲間は、他のアンモナイトの種数が減る中でも、新しい種類が出現しますし、その中には、直径40cm近くまで成長するような大型のものもいました。

大型に成長するアンモナイト、パキディスカス・ジャポニカス
また、異常巻きアンモナイトも、まだまだ生存を続けていました。現在のところ、浦幌町から発見された「ディプロモセラス・シリンダセウム」が、日本から見つかったアンモナイトでは最後まで生き残った種類とされています。

日本で最後まで生き残ったアンモナイト「ディプロモセラス・シリンダセウム」
(写真は三笠市立博物館所蔵のレプリカ。現標本は浦幌町立博物館所蔵)
会員お気に入り化石
今回の企画展では、マーストリヒチアン期のアンモナイト化石以外にも、ボランティアの会会員それぞれが、自分たちのお気に入り化石を展示します。会員の皆さんは、北海道内外で化石を採集しており、中には、化石採集歴数十年のキャリアを持つ方もたくさんおられます。そんな会員の方は、ご自宅に、何百個もの化石が所狭しと置かれていることも珍しくありません。今回の企画展では、そんな会員の皆さんの個人コレクションの中でも、特にお気に入りの化石を数点ずつ持ち寄って、展示することになりました。

(この写真は過去の展示のものです)
マーストリヒチアン期の化石も、会員お気に入りの化石も、今回の企画展以外ではご覧いただくことができません。この貴重な機会にぜひ、三笠市立博物館まで足をお運びください。
企画展詳細
【日 時】3月1日(日)〜5月10日(日)【場 所】三笠市立博物館 多目的ホール
【展示数】約160点
【料 金】入館料のみでご覧になれます。
【主 催】三笠市立博物館・三笠市立博物館ボランティアの会
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
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電話:01267-6-7545
FAX:01267-6-8455
