三笠市立博物館

世界初のエゾミカサリュウ全身復元模型の展示が始まりました!

本日(4月28日)、「エゾミカサリュウ」の全身復元模型をご寄贈いただいた、谷川満喜子様への感謝状の贈呈式を行い、ご寄贈いただいた模型をお披露目しました。



三笠市教育委員会 教育長 永田徹より、谷川満喜子様への感謝状贈呈の様子。




覆っていた幕が下り、エゾミカサリュウの全身復元模型がついに公開されました!

 

公開式典には多くのお客様にご参加いただき、公開後には多くの方々に模型を間近でご覧いただきました。
全身復元模型のあまりのリアルさと迫力に、「怖い」と少し怯えた様子の小さなお客様もおられたほどでした。


今回ご寄贈いただいた「エゾミカサリュウ」の模型は、モササウルス類の研究に取り組む古生物学者で、2007年に「エゾミカサリュウ」の学術論文を発表した研究チームの1人でもある、アメリカ・シンシナティ大学の小西卓哉 博士の監修のもと、 精巧な模型製作で有名な(株)海洋堂に所属する模型製作者の古田悟郎 氏により製作されたものです。
約120cmの模型は、鱗の形や、尻尾の形状など細部まで徹底的に作りこまれた大変リアルなものです。


全身復元模型は、本日(4月28日)より当館化石展示室にて、国の天然記念物に認定されている「エゾミカサリュウ」の実物化石と並べて常設展示しています。最新の研究成果を取り入れた、学術的にも極めて正確な、そして迫力のある大変美しい模型を是非、間近でご覧ください!